シロクマの屑籠

はてなダイアリーから引っ越してきた、はてな村の精神科医のブログです。

娑婆

「最近の若い者は~」は反面教師か。私達の行く道か。

blog.tinect.jp リンク先は、必要なスキルは時代によって違うから、時代の変化を考えもせずに無自覚にあざ笑ったりするのは避けたいよね、という文章だ。長年ブログを書いているしんざきさんの文章だけあって、主旨には「まったくそのとおり」と言うほかない…

子どもの権利を守りながら出生率を増やすなら、核家族的な子育てをやめるしかないのでは

p-shirokuma.hatenadiary.com 先週公開した、「母親が儲かるようにならない限り、個人主義社会の少子化解決は無理」というブログ記事にはアクセスが集まって、はてなブックマークにも色々なご意見が寄せられた。 だが、全体の半分しか書いていないので、続き…

個人主義社会の少子化対策は、母親が儲かるようにすべきだが、できないので日本の衰退待ったなし

ちょっと前に、大人用オムツの売り上げ高が新生児用オムツの売り上げ高を越えたということを知ってファーwwwとなったのだけど、今読んでる犬の飼育記に「日本の15歳以下の人数より、ペットとして飼われている犬猫の方が多い」と書かれててさらにファーwwwと…

いじわる婆さんは、精神科で“治療”してしまって構わないのか

)" title="TVアニメ ぼのぼの しまっちゃうおじさん Special DVD ()">TVアニメ ぼのぼの しまっちゃうおじさん Special DVD ()出版社/メーカー: 竹書房発売日: 2014/10/31メディア: 大型本この商品を含むブログ (3件) を見る どこまでが精神疾患で、どこまで…

多くの父親も「子どもを犠牲にしたくない」「妻を犠牲にしたくない」って思っているんだ!

20代大卒女性が「活躍」より「家族との時間」を求めるのはなぜか - Yahoo!ニュース リンク先は、女性がキャリアを重ねながら家庭を大切にする困難さが伝わってくる、良い記事だと思った。将来の子育てを意識する女性が、総合職より一般職を選びたくなる気持…

手の届きにくい“消費の対象”としての子ども・子育て

以下は、全国の大半に当てはまる気がするけれども、出生率・教育費・意識の高さ・待機児童問題などを考えるに、東京とその周辺に最も当てはまると思うので、そういう前提で書き残しておく。 東京の子育てはハードルが高すぎる 今日、とりわけ東京では、子ど…

「あなたのセックスの正しさ」が問われる社会が近づいてくる

先日、twitterのタイムラインで共感したくなる文章を発見した。 生殖や性病等についての知識は必要と思うが、行為としての正しいセックスを「教育」するのか。まずは優しく抱き締めてキスするのが、部屋に入るなり服を脱がせるより優れているのか。そんなの…

発達障害のことを誰も知らなかった社会には、もう戻れない

精神医療が世の中を変えて、世の中が精神医療を変えていく。 そういう視点で、精神医療と世の中の相互作用を眺めていると、つい、ブロガーっぽいことを考えたくなる。 1.昔の精神医療には「狂気」しか無かった。 「発達障害」も「社交不安性障害」も「境界…

みんなで“おみこし”を担ぐ社会、再び

今日の文章は、いつも以上にフワッとした話なので、そういうつもりで読んで欲しい。 先日、講談社ビジネスに以下の文章を寄稿した。 gendai.ismedia.jp 同じ構図が、たとえば映画『シン・ゴジラ』や大河ドラマ『真田丸』などにも当てはまります。いまや、SNS…

「みんなの知恵を集めたら」「ネットの知恵が薄まった」

蜂蜜入り離乳食で乳児死亡、クックパッド「レシピ再確認する」…豚ユッケにも批判噴出 - 弁護士ドットコム 「離乳食としては危険な、ハチミツを使った離乳食のレシピが掲載されている」「生肉を使った不適切なレシピも掲載されている」等でクックパッドが批判…

子どものYouTuberを見ていると不安になる

blogos.com リンク先は、行動をエスカレートさせるYouTuberを「仕事」をキーワードに考察したものだ。 私はYouTuberの行動原理は、金銭と承認欲求の両方に由来している場合が多いとみているので、「仕事」だけに注目するのは片手落ち、と感じる。それと、リ…

「昔タケちゃん、今ヒカキン」

「昔はドリフ、今はヒカキン」というタイトルのほうが良かったかもしれない。 いつの時代にも、PTAや“意識の高い”お父さんお母さんがたを憤慨させてきたコンテンツというのはあって、たとえば先生のボインにタッチするようなアニメだったり、バカっぽい子ど…

みなさん、生涯現役のお知らせです!おめでとうございます!

www.nikkei.com 内閣府さん、力強いご提言ですね。 最近は経済事情が苦しくなり、若者のモラトリアム期間も短くなって、「35歳まで思春期」などという言葉は完全に時代遅れになりました。それと同じように、高齢者と呼ばれる期間も先送りされて、現役世代が…

「マネジメントは義務です、市民」

anond.hatelabo.jp 少し前の匿名ダイアリーの記事だが、リンク先を読んでいて、ふと思った。 化粧は、義務教育では教わらないのに「できて当然」とみなされている。だが、義務教育で教わらないものを「できて当然」とみなすのは何故だろうか。できなくてもお…

たとえ世間が地獄でも、人を、世間を、愛せますか。

ホント世間は地獄だぜ - 北沢かえるの働けば自由になる日記 読みました。私はこちらの記事を「(世間から)逃げる奴は発達障害だ、逃げない奴はよく発達した発達障害だ」という気持ちで書いたわけではありません。が、読んだ方がそのような印象をお持ちにな…

社会学者による「新型うつ」批判について、私が考えること(後編)

(※このブログ記事は前編/後編からなっています。前編はこちら。) 先日公開した前編では、「新型うつ」という言葉について、SYNODOSに掲載されていた井出草平さんによる「新型うつ」批判をおおむね支持する見解を述べた。 ここからは、その「新型うつ」批判…

ジワジワ来る地方都市論――貞包英之『地方都市を考える』

地方都市を考える 「消費社会」の先端から作者: 貞包英之出版社/メーカー: 花伝社発売日: 2015/10/20メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (1件) を見る この本の最初のページには、“地方都市について、できるだけ「邪念」なく考える。それ…

すっかり年を取ってすっかり変わってしまった鳥越さんを眺めながら考えていたこと

「ペンの力って今、ダメじゃん。だから選挙で訴えた」鳥越俊太郎氏、惨敗の都知事選を振り返る【独占インタビュー】 鳥越氏のインタビューが面白かったので突っ込みどころを挙げてみる: 不倒城 とても悲しいインタビューだった。 鳥越さんに投票した人が悲し…