短文
「はてな匿名ダイアリーのような、誰にも干渉されずに自由に文章が書ける空間で何かに言及すると、結果として空間が自由連想法のように働き、言及対象をとおして筆者自身のコンプレックスや願望が炙りだされることがある。」 誰にも干渉されない・誰にも反撃…
男女交際や恋愛に合理性や期待値を計算すること自体はそれほど間違ってはいない。しかし男女交際や恋愛についてのすべての判断を、合理性と期待値の領域に委ねてしまうことは、おそらく致命的に間違っている。
自分の家の本棚を、世界を覗く為の窓として用いている人もいれば、世界から目を逸らす為の衝立や、世界と断絶するためのバリケードとして用いる人もいる。
「将校には4つのタイプがある。 第一に、怠惰で無能なタイプ。これは放っておいても害にはならない。 第二に、勤勉で有能なタイプ。このタイプはどんな細かいことでもきちんと分析する優秀な参謀になる。 第三に、勤勉で無能なタイプ。このタイプがいちばん…
「言われたことにはおとなしく従う、ふりをして、言葉に出さない空気を読ませて従わせる。それが、あの子の処世術なのよ。」
熱心に求めるのは、今や二つだけ:パンとサーカス。 ユウェナリス[風刺詩]
剣はその瞬間限りにおいてはペンよりも強し。
「文句言う時には常に大上段に構え、 這い蹲る時にも常に大上段に構える。 どんな時も、自分の問題や誰かの問題に焦点を向けず、 あくまで天下国家だけを、全体のシステムを論議する。 もしもこの、天下国家メソッドに終始し続けることが出来るなら、 ある種…
「人の為」、と書いて「偽り」と読む。
桶狭間の戦いに勝利した織田信長は確かに幸運だった。しかし信長は、その幸運に気づき手を伸ばすだけの目と手を持っていた。幸運だけでは桶狭間は起こらなかった。幸運が微笑んだ瞬間に、彼女をまなざし手を伸ばす機転と判断が、信長の幸運を正しく幸運たら…
「それが遺伝子のみによって決定されるという意味から、遺伝的に決定されるものなど何もない。遺伝子が表現されるのは、必ず特定の状況下においてという条件つきである。(中略)遺伝子とは特定のタンパク質分子であり、それ以外の意味で遺伝子を語るのは、生…
「あの、おとなしめの女の子って、なんかいいよね」 女の子のおとなしい仕草をみると、あの娘は御しやすいと無意識のうちに信じ込んでしまうような、そういう男の子がいる。
死を目の当たりにする場面から隔絶されたまま生活する者が、生の貴重さや有り難さに思いを馳せることは、多分、かなり難しい。
上昇志向とは言っても、「階段はひとつしかない」と目の前の階段に焦点を絞って登ろうとする人もあれば、「要は登れるならどこでも構わないし、階段だろうがエスカレータだろうがエレベータだろうが何でもいい」と思って手近な上昇経路を探すタイプの人もあ…
道徳的に自由である人は政治的にも自由でありうるし、つねにそうである。 地球上のいかなる権力も他人を自由にすることができない。 それをただそうすることができる唯一の力がある。 すなわち教養である。 アーダベルト・シュチフター[晩夏]
執着の 頭隠して 尻隠さず
関係性は蜜の味。
一般に、国家・社会の都合と役人・政治家個人の都合が別命題として乖離すればするほど、その国や社会の施策は歪みを帯びずにはいられなくなる。とりわけ官僚制の国家ではこの傾向は強調されずにはいられない。
かれら(一般大衆)が誠実さを求めるのは、かれらが日常生活のなかでは自分自身に対して、また他人に対してほとんど信頼の念をもっていないということの現われである。 リースマン[孤独な群集]
たばこは一日十本まで! お小遣いは一ヶ月三万円まで! 門限は夜の八時まで! 若い娘とのお喋りは禁止! あたしからの電話は1コール目に必ず取ること!
百人に一人の選りすぐりの愚か者でさえ、五万人集まったスタジアムには五百人も含まれている。
我昔所造諸悪業 皆由無始貪瞋痴 従身語意之所生 一切我今皆懺悔 懺悔偈
アヘンを吸うことを癒しと呼んで良いのだろうか。手を洗う真似事を禊ぎと呼んで良いのだろうか。
魚は頭から腐る。 小プリニウスのことば
無知は恋の召使い。
この国に民主主義が定着すると、私になかなか信じることができない。歴史を参照する限り、民主主義は然るべき風土、然るべき宗教、然るべき歴史といった苗床が揃ってはじめて芽吹くものの筈なのだが。ヨーロッパや(ヨーロッパによって土着の人間が根絶された…
存在を許されたセンテンスについての一般則 - シロクマの屑籠 よって、肝心要の事物は、ゲームの駒として期待され得る状況においてのみ、期待され得る側面だけを私達に晒すことになる。そしてその肝心要な氷山の一角すら、センテンスの濁流のなかから、コミ…
一般に、ゲームの駒として吐き出されなかったセンテンスは存在しない。語り手から生み出される全てのセンテンスは、ゲームに使役される駒として期待され得るものだけが存在を許容され、期待され得ないセンテンスは生まれ出たことなどあった試しが無いし、こ…
天から金色の蜘蛛の糸が垂れている。ようにみえる。 金色の蜘蛛の糸の周りで、亡者達が奪い合う光景は、阿鼻叫喚の地獄絵図だ。糸を垂らす、ふりをしている人達はほくそえむ。金色の蜘蛛の糸はもちろん釣りの餌で、彼らは亡者達のなけなしのエネルギーを吸い…
見た目は小悪魔、中身は鴨葱。