シロクマの屑籠

p_shirokuma(熊代亨)のブログです。原稿に追われてブログ記事はちょっと少なめです

娑婆ウォッチ「身体拘束、パターナリズム、日本社会」

 
p-shirokuma.hatenadiary.com
 
東京新聞の記事『身体拘束「なぜ心が痛むの?」「地域で見守る?あんた、できんの?」日本精神科病院協会・山崎学会長に直撃したら…』を読んだうえで、精神科病院における身体拘束、ひいては行動制限について文章を書いてみたのが上掲リンク先だ。身体拘束を必要とする精神疾患がどんな種類か、それを点検することで見えてくるものもあろうと思い、アップロードした次第だ。
 
とはいえ、身体拘束という大きなイシューを単一の切り口で語りつくすことはできない。もとより、私個人で取り扱いきれるものでもないだろう。今回は有料記事パートを利用し、ほかの幾つかの切り口に触れながら、身体拘束、ひいては今日の日本の精神医療や日本社会についてブレインストーミングをしてみる。
 
日本の精神医療と身体拘束が良くないとして、諸外国はそんなに素晴らしいのか?
そもそも「患者さんの身体や生命を守る」とは何なのか?
「地域で見守る」というった時、その「地域」とはいったい何なのか?
 
あくまでブレインストーミングであって、確たる結論を読者に提示できる性格のものではないことは、あらかじめお断りしておきます。
 
 

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