これから有料記事スペースを使って、「ちょっと昔の精神医療思い出話」と銘打った小話を3~5か月ほどかけて連載してみようと思う。二十余年という月日は精神科医という職業のなかではそんなに長いものではないけれども、ここらで昔を振り返って、自分のこと、精神医療のこと、社会のこと、それぞれが交叉してきた二十年間について、あまり無理のないかたちで文章化してみたいなどと思ったからだ。
ただ、少し恥ずかしさもあるのでとりあえず有料記事スペースに設定しておく。常連のかただけお読みになってください。
今回はプロローグ、研修医になる前の1998年のことです。たいしたことは書いてありません。あと、以前に書いたブログ記事の内容とここは少しダブっています。
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