シロクマの屑籠

はてな村から引っ越してきた精神科医シロクマ(熊代亨)のブログです。

自意識が疼くので、もっと自分っぽい文章にしようと思います

 
はいはいまた来た鬱周期 - kj日記 二束三文版
 
 id:kj-3plus4さんに、「最近のおまえの文章は、sirouto2さんと区別がつきにくいことがある」と指摘を頂いた。そんなに由々しき事態ということはないけど、俺のくだらない自意識を刺激するには充分なご指摘である。皆様に排便同然のテキストを読んでいただき、「ボクちゃんすごいでちゅね〜!」と承認して頂くことによってみすぼらしい自己イメージを備給しているであろう愚物シロクマにとって、自分の文章はあくまで自分の文章としてアイデンティファイされたうえで賞賛/罵倒されることが望ましい。だとしたら、俺はいかにも私の本性がむき出しになった文章を書くのが適当だろう。
 
 卑しい俺の本性や執着がむき出しになった文章、または俺の防衛機制が露骨に影を落としている文章とはどんなものだろうか?
 
・自意識に関するメタ心理学的文章(しかし心理学の呼称に相応しくないほど愚かしい)
・生物としてのホモ・サピエンスの宿業や行動遺伝学的傾向を踏まえた文章
・挑発的、攻撃的、直接的な文章
・誰かを容赦なくdisる文章
・オタクの精神病理についての文章
・もっと難癖やイチャモンや言いがかりという雰囲気を醸し出す文章

 
 この辺りがシロクマらしい文章だろうか。あははひどいなぁこりゃ。
 
 ああそうだ、オタク界隈や萌えについて書くのも良いかもしれない。幸い、俺の萌えに関する検討は、多くのオタクが毛嫌いしそうな、そして多くのオタクなネット閲覧者が不快な気分になりそうな、防衛機制を前提とした検討になるので、(罵倒されたり否認されたりする可能性は高いにせよ)遠目にも「ああ、またシロクマのおっさんがふいてるよ」とわかりやすそうだ。最近は、ちょっと個人個人に対してまともすぎる事を私は書きすぎたと反省すべきかもしれない。もっと、やりたい放題言いたい放題やって、周りの心証を悪くしちゃうぐらいのほうが等身大らしくて良さそうだ。俺の肥大し腐りきった自意識は、俺自身に対して、「褒められるか否かよりも、等身大に近い自分の排泄物を賞賛/非難されるのがお似合いだ」と命じてやまないわけで、俺は俺の気の向くまま、汚物を屑籠にまき散らすのが適当だ。たといメディア越しであろうとも、である。
 
 それで皆にそっぽを向かれて「最低野郎」と呼ばれるとしても、派手に化粧をした善人面を褒められるよりは遙かに芳醇な個人的体験なわけで、俺はその罵倒を引き受けるってもんだろう。俺は最近おとなしくしすぎた。もっと毒を吐き出して煙たがられたり嫌悪されたりするのが俺に相応しい。誰かの自意識を核攻撃するぐらいの惨ささえ、あって良いかもしれない。それが出来ないのはひとえにシロクマが臆病者だからだ。己の醜さや不条理さを、迂回せずに書いてきちんと自滅出来ないというのは、俺の臆病っぷりを現している。