シロクマの屑籠

はてなダイアリーから引っ越してきた、はてな村の精神科医のブログです。

文化多様性を生かしたカードゲームのようなコミュニケーションと、文化ニッチを越えたコミュニケーション(紹介)

 
 症例12補足:文化多様性を生かしたカードゲームのようなコミュニケーションと、文化ニッチを越えたコミュニケーション(汎適所属)
 
 
 症例12(汎適所属)で投稿頂いたLさんから、気になる補足文章を頂きましたので、ご許可頂いた上で掲載することとしました。Lさんの適応技術・対人コミュニケーションを垣間見せてくれる文章です。
 
 主としては、
 
 ・沢山の文化カードを保有したうえで、コミュニケーション対象に最も適合しそうなカードを切る。例えばオタク趣味を敬遠しそうな人や、ビジュアル系バンドの知識を敬遠しそうな人にはカードを切らない、など。社会で通用しやすいカードを少しで良いので確保する事。 そして自分の持っているカードの特性(社会における評価・通用度)をよく把握して用いること。という事になるのでしょうか。私の場合、それぞれ全く共通点の無いジャンルのカードを持っている事をオープンにする事によって多様性・意外性・ギャップを見せて相手の反応を見るとか(そういう事も逆もアリ)。また、例え酷い評価を受けるカードを大切に価値あるものに思っていても、サバイブしていく上で必要な場面であれば隠すことは必要。
 
 ・とはいえ、文化的に合致しない部分があるからといってコミュニケート出来ないわけではない。オタク趣味だろうがどんな趣味だろうが、寛容な人は寛容。そして、理解なり寛容さなりを持った人と付き合っていったほうがやっぱり楽。そしてオタク趣味に魅力を感じている人の場合は、やっぱりオタク趣味への理解なり寛容さなりがある人のほうが気楽でよさげ。
 
 
 といった部分に注目して頂きたいところですが、他にもヒントが埋もれているかもしれません。コミュニケーションや社会適応に興味のある方は、是非ご覧ください。