シロクマの屑籠

p_shirokuma(熊代亨)のブログです。原稿に追われてブログ記事はちょっと少なめです

症例12(紹介)

 
 症例12(汎適所属)
 
 今回、上記リンク先には女性の方から投稿頂きました。彼女は確かにオタクコンテンツを消費する人間の一人ですが、必ずしもオタク趣味onlyのモノカルチャーな生活をしているわけでもなく、多くの文化圏の様々な人とのコミュニケーションが可能な処世術を完成させるに至っています。
 
 確かに、彼女には天性のコミュニケーションスキル/スペックがあるわけではないかもしれません。ですが、多趣味・多文化の使い分けの巧みさの故に、いわゆる“井戸の蛙”に留まってはいないのです。果たして、このような方においては、オタク趣味の放棄なりコミュニケーションへのさらなるリソース配分なりは必要なのでしょうか?彼女の現状は、脱オタを推進しなければ不幸せといえるような状況でしょうか?今回投稿頂いたLさんは、自分が恋愛できていない事に幾らかの悩みを持ってはいるようですが、その為にどこまで現在のライフスタイルと心的ホメオスタシスを変更すべきなのか、思案のしどころです。