シロクマの屑籠

はてなダイアリーから引っ越してきた、はてな村の精神科医のブログです。

ガチガチの相手と議論や討論をするメリットの乏しさ

 
 防衛機制によってコチコチに凝り固まった、葛藤を防衛することが完全に目的化している人と議論や討論をしても建設的成果は絶対に得られない。そういう人に批判や非難をされた時には相手にしてはいけないし、ましてや論破する必要なんて。少なくとも、件の相手にエネルギーを投入するよりは建設的な選択肢は幾つもある筈だ。
 
 また、これは(相手にとってのメリット、なので)比較的どうでも良いことだが、そんな相手の強固な防衛を突き崩してしまったら、当人がメンタル上の危機を迎えてみたり、触れたくないものに触れてしまって悶え苦しんだりする可能性が高いので、そっとしておく事は相手の為にもなる。仮に相手が間違った指摘をガチガチに繰り返していたとしても、そっとしておいたほうがお互い幸福でいられるだろう。当人の主張と防衛機制とメンタルを冒すことが、自分自身の利益や快楽を防備するうえでどうしても必要なら徹底的に撃破すべきだろうが、そうでない限りは、触らぬ防衛に祟りなし、に限る。
 

 【追記】
 そもそも、議論や討論を行い、自分なりに満足な結果を得ようと思った時、実際にその企みにどの程度のメリットが自分自身に(相手に、ではなく自分自身に!)あるのかは慎重に評価すべきだろう。
 
 【追記2】
 とはいえ、酒に酔っているとこれが難しいんだよなぁ…。私にとっての酒は、どうも悪戯心を刺激しやすくていけない。
 
 【追記3】
 結局、“呑んだら絡むな”といういつものつまらない結論に私は到着したようだ。