シロクマの屑籠

はてな村から引っ越してきた精神科医シロクマ(熊代亨)のブログです。

どれだけ分かっているのかより、どれだけ分かっていないかのほうがしばしば重要

 
1.コミュニケーションにおいてしばしば重要になる考え方は、「対象と自分がどれぐらい同じなのかや対象を自分がどれぐらい把握したのか」ではなく、「対象と自分がどれだけ違うのかや対象をどれだけ自分が把握していないか」、である。前者は知らなくても何とかなることが多いが、後者を知らないと大体なんともならない。
 
2.また、「自分のことを分かって貰いたがっている度合い」や、「相手のことを分かってやりたがっている度合い」、も同じくらい重要だ。これらの要請の強弱によって、1.にまつわるコミュニケーションシーンは常に修飾される。