シロクマの屑籠

はてなダイアリーから引っ越してきた、はてな村の精神科医のブログです。

イオンが似合う女、蒼龍と惣流

 

ミクロマンアーツ 艦隊これくしょん-艦これ-MA1005航空母艦蒼龍

ミクロマンアーツ 艦隊これくしょん-艦これ-MA1005航空母艦蒼龍

 
 昨日、12月4日は『新世紀エヴァンゲリオン』のメインヒロイン、惣流アスカラングレーの誕生日だった。この因果な日に『艦これ』の蒼龍について思わせぶりなツイートが流れてきた。
 
   
 しまった!そういう着眼点もあったのか!!
 
 蒼龍の魅力は、絶世の美女だの、ロリコンだの、萌え属性が云々だの……では無い。たぶん、外国人が持て囃す「Kawaii」的なものでも無い。これらのツイートが指し示しているように、彼女の魅力は、もうちょっと込み入ったものだと思う。くっきりとしたキャラクターではないけれども、そこがいい。
 
 [参考]:蒼龍改二 - 艦隊これくしょん -艦これ- 攻略 Wiki*
 [参考]:かっさんどら on Twitter: "ねーねー提督さん、これってなんの順番? http://t.co/0Cnw1saz2o"
 
 蒼龍の姿かたちには、なんとも言えない雰囲気が宿っている。たぶんイラストのせいだけではなく、あまりレアではない正規空母という設定が関連しているのかもしれないし、雲龍に次いで燃費の良い、“経済空母”だからかもしれない。雲龍が浮世離れした姿をしていることも相まって、とかく、蒼龍には生活臭というか、デイリー美人な雰囲気が漂っている。
 
 でもって、
 
  
 ここに書かれている「イオンの似合う艦娘」なるものに思いを馳せると、これはもう、蒼龍の独壇場のように思えるのだ。彼女以上に、イオンの食料品売り場をうろついてサマになる艦娘が、はたして存在するだろうか。美しくはあっても生活臭に乏しい金剛級4隻には、イオンはあまり似合わない。大和や武蔵は論外だ。軽巡勢も浮世離れしている。駆逐艦達は幼すぎる。あっ、でものジャージ姿なら、田舎のイオンに溶け込むかも……。
 
 蒼龍は、台詞やガジェットで「私は国道沿いの女です」「私は生活感のあるキャラです」と主張しているわけではない。ただ、その曖昧な輪郭・しばふさんのデザイン力によって、不思議な間近さを醸し出している(ようにみえる)。彼女なら、艦娘なんぞやめて、ファッションセンターしまむらをウロウロしていても違和感は無いだろう。
 
 そういえば、蒼龍さんだけでなく、本家本元の惣流さん(式波さん)も、なんだか国道沿いめいてきたのだった。1997年の夏、街にエヴァグッズが並んだ頃、UCCのエヴァ缶コーヒーはコンビニの風景のなかでどこか浮いていた。けれども2014年のコンビニに並ぶ式波さんや綾波さんの姿には、なにも違和感を感じない。街が彼女達を受け入れたのと同じく、彼女達もまた、国道沿いの風景に溶けていった。赤いほうの惣流さんも、ロードサイドの住民になったのだ……*1
 
 ともあれ、青色/赤色どちらのソウリュウも素晴らしいので、これからも崇拝欲の対象にしていこう。そして力強く生き抜いていくのだ。ロードサイドに、救いあれ!
 

*1:『ヱヴァQ』のアラサー式波さんが背負ったオーラも、真紀波の囃し立てる「姫」という愛称も、ロードサイド的なフレーバーに矛盾するものではない