シロクマの屑籠

はてなダイアリーから引っ越してきた、はてな村の精神科医のブログです。

オタクの常識とは - はてなキーワード
 ここまでkanoseさんがひとりでやったんだったらとんでもない事だ、というか凄い知識量だと思った。ゲーム、萌えゲー(私は萌えゲーはゲームとは別カテゴリに脳内登録している)、アニメなんかは2000年の一部以外は大体ついていけている事にホッとした。ゲーメストとか懐かしいネタもいっぱいだなぁ。ただ、知っている知識のなかには自分でリアルタイムにじかに触れたものと、他のオタクコンテンツを消費した際に付随してきた知識が混じっていることに気づく。そういう時、原本をみてみたいという気持ちを強く抱いてしまうのは、時代遅れなことなのかもしれない。

 
 ここに書いてあるものはまさに常識だ。単語使用の際にその単語の背景にあるコンテキストを「お互いわかっているよね」という暗黙の了解のうえで使用されるという意味で。そして同人系の作品なんかの「これ、笑えるでしょ?」というパロディな仕掛け(またはデータベースの組み合わせと表現すればいいのかな?)はこれらの常識単語達とその背景のコンテキストに多くを依っている。例えば同人作品中の「通常の三倍」という単語でウケるには、「通常の三倍」という単語のコンテキスト(シャア・アズナブルとか、赤ザクとか、ガンダムとの一連の戦いとか)を知ってなければ、ウケることが出来ない。

 多分だけど、過去の作品のこうした文脈を出来るだけ多く知っておいたほうが、同人作品を(或いはそういう傾向があるオタクコンテンツを)より様々に楽しめるんだろうと思う。だから沢山オタクコンテンツを消費しまくって脳内に記憶と思い出を残すことは、未来の自分が未来の作品と向き合う際の財産になると私は信じているし、今オタクコンテンツと向き合うこの瞬間を無駄の堆積だとは思っていない。