シロクマの屑籠

はてなダイアリーから引っ越してきた、はてな村の精神科医のブログです。

パズルシューターと、直感シューター

 
 こういう記事を見ると、アーケード至上主義者時代の血が騒ぐ!! - 世界のはて
 
 id:Masao_hateさんのシューターとしての特質と、“業績”を知る人間の一人として一言。
 
 Masaoさんは、シューティングがパズルで反射神経などを要さないという発言をなさっているし、ある種それは本当に近いことだとは思う。本当に高いスコアを出すシューター達は、いかに“反射神経なる曖昧なもの”に頼らないように安定したパターンを組めるのかに注意しながらシューティングゲームをプレイする。私とて、斑鳩をやっていた頃などは(生きるためとはいえ)パターンを組んでプレイしていたものだ。
 
 だけど、世の中には正反対のプレイスタイルのシューターもいる。深く長い攻略こそ困難なものの、素早く、適当に、早くクリアする事を旨とするクリアラーや、一部の“速攻序盤型スコアラー”は、綿密なパターンではなく直感と反射神経に頼ってシューティングゲームをプレイする。例えばクリアラーたる私のシューティングとの付き合い方は、「いかに長い時間をかけて一つのゲームのスコアをあげるのか」ではなく「いかに短い時間で一つのゲームを攻略するか」に集約されている。時間をかけてパターンを練り上げるよりも、幾らか反射神経とアドリブに頼りながら大雑把なパターンで速攻攻略するスタイルのプレイヤーは、シューティングをパズルゲームとしてはあまり愉しまない*1。いや、勿論それなりにパターンはつくるし敵弾の誘導なんかについては道理に則ってやるわけだけど、速攻型のシューターはその作業が大雑把な代わりに瞬間的・直感的といえばいいのだろうか。Masaoさんは、以下のような考えを披瀝する。
 

 僕の考えをひとことで言うと、「STGはパズルゲーで、格ゲーは喧嘩ゲーだから」。STGに主に求められるのは「論理的思考能力」で、格ゲーに求められるのは「闘争心」や「手先の器用さ」という違いかなぁ、と*1。だからシューターはインテリ・オタクっぽい人が、格ゲーマーはDQNっぽい人が多い傾向なんですよね。

 
 実際、美しいパターンをつくれるシューターは頭の良いプレイヤーが多いとは思うんだけど、私みたく、「直感と反射神経とモチベーション」で大枠を片付けざるを得ない頭の悪いプレイヤーがいるんですよ。今シューティングゲームをやっている人種のなかでは少数派のような気もするけど。私みたいな速攻型クリアラーって何なんだろう?「アスリートでもなく喧嘩番長でもなく」。え?「ぬるオタ」ですって?御説ごもっとも…。
 
 でも、私はシューティングをパズルのように攻略する際にパズルになっちゃう事に今でも抵抗感を覚える。アドリブで避けきった時の快楽、直感が当たって初見で弾幕をくぐり抜けた時の快楽、“憑依モード”になって新記録を大幅に塗り替えた時の歓喜、を思うと、やっぱり自分はパズラーにはなれないなぁと思う。これからも直感と気合いで俺は戦い続けたい。こんなスタイルでも、俺はシューターを名乗りたい、Cクラスとしてもね。
 

*1:前述の斑鳩だけは、流石にパズルゲームとして愉しんだ度合いが大きい。あとレイフォースとか雷電DXとかも。とはいえ、斑鳩やレイフォースといえど、最終面は「直感ゲーム」として遊んでいた記憶がある。パターン創るよりも直感で潰したほうが早いと判断して