シロクマの屑籠

はてなダイアリーから引っ越してきた、はてな村の精神科医のブログです。

 
 ファッションの娑婆苦は永遠のもの、
 楽園を追放されたその日から、審判のその日まで。
 
 神様は万事行き届いているので、
 きっと天国はファッションのない世界。
 きっと地獄はファッションのある世界。
 
 
http://d.hatena.ne.jp/Leiermann/20060112/p1
 ↑これを読んで浮かんだことば。「過剰なファッション加熱に歯止めをかけなければなるまい」も何もあったものじゃない。誰にもブレーキはかけられない。人間としての慾のある限り、ファッションの娑婆苦はなくならない。有利な者は有利な者なりに、不利な者は不利な者なりにのたうちまわり続けるでしょう(断定)。現代というのは欲を煽って消費させるシステムで歯車が回っているので、それがファッション競争を広範で大規模なものにしているというのはもちろん否定できませんが。だとすればブレーキがかかるのは、この現代の消費歯車システムそのものにブレーキがかかった時&破綻した時ぐらいしか思いつきません。また仮に現代消費歯車システムが壊れたとしても、楽園を追放されて裸じゃなくなった人間達は、見た目にこだわり続けることでしょう。最後の審判で天国逝く人はともかく、娑婆に生きる私たちと地獄直行組は、これからもファッションの欲と娑婆苦に苦しみ続けるに違いありません。
 
 そうそう、こんな事をしゃあしゃあと書く私はきっと地獄行きでしょうかね?逆にファッションをなくすために尽力している人達・ファッションの余裕のない途上国の人達・ファッションによる差異化を断罪している人達は、天国逝きでしょうかね?おっと!神の意志を人間が忖度するのは畏れ多いことでした、もうそんなことは考えないようがんばります。それよりも、慾をコントロールして折り合いをつけるために、私は写経をはじめることにします…観自在菩薩行深般若波羅蜜多時……。