シロクマの屑籠

はてなダイアリーから引っ越してきた、はてな村の精神科医のブログです。

『厨房お断り』の看板について

 
 
 今日はのんびりしようと思い、さるジャンルのウェブサイトを巡回していたら、“厨房はお断りします”という看板をみかけた。そして、殺伐としたやりとりを発見して、のんびりした気分が、いつの間にかアドレナリンラッシュになっていたのであった。
 
 21世紀を迎えた現在でも、“厨房お断り”という立て札をトップ画面に大書しているウェブサイトや、「粘着する厨房は、インターネットの害悪で云々…」とプロフィールに長々と書き綴っているウェブサイトを見かけることがある。しかし、“厨房お断り”の立て札に、意味はあるのだろうか?むしろ、厨房(とサイト主が言いたくなるような人物)を呼び寄せるだけなのではないか。私の見知った限りでは、そういった立て看板の立っているサイトが、厨房を遠ざけることに成功しているような事例はそれほど多くはない。
 
 『厨房お断り』の看板が、むしろ厨房ホイホイであるかのようにもみえてならないような事例が、今も昔も結構あるように見受けられるわけだ。
 
 
 

追記1

 尤も、“厨房お断り”の看板を立てているから厨房が集まりやすいのか、サイト主からみて厨房と呼びたがるような人々が集めやすいようなウェブサイトだからこそ、そういった立て看板が登場するのかは、定かではない。
 

追記2

 また、ウェブサイトのアクセス数が高まれば、純確率論的な話として、粘着・厨房がBBSやコメント欄に登場する確率は高くなる。これは、2chのスレッドや、ニコニコ動画にもあてはまる*1ことで、100人が訪問する場所よりも100000人が訪問する場所のほうが、招かれざる客人による誹謗中傷や、唯我独尊なメッセージが発生する確率は100倍高い、とはいえる。内容的に粘着・厨房にあまり絡まれにくいタイプのwebsiteでさえも、訪問者数が高まれば、ある程度はそういった人々が登場することになる。たとえ訪問者に占めるパーセンテージが低かろうとも、これは不可避な現象だ。
 
 逆に、訪問者数が限りなく少ないにもかかわらず、『厨房お断り』の看板が立っていて、なおかつ魑魅魍魎がワラワラと集まってくるウェブサイトには、なにか相応の理由がある、とみてとって構わないように思える。
 
 

*1:そして、実際にはジャニーズや人気歌手といった、「歩いて呼吸するメディア」にも当てはまることでもある