シロクマの屑籠

p_shirokuma(熊代亨)のブログです。原稿に追われてブログ記事はちょっと少なめです

怒首領蜂大復活、一周クリア

 
 怒首領蜂大復活を、無事一周クリアした。大往生(白)の時に比べると遙かに少ないプレイ数で一周を終えたと思う。難しそうにみえて、ゲームシステムを把握して生かせるようになった頃には何とかなるような調整にしてあるのだろうか。この辺り、大往生(白)の難度がかなり高かったことを反映してのものか。もちろん二周目は泣く子がもっと泣いちゃう仕様なんだろう。涙と鼻水が楽しみだ。
 

  • 少しづつゲームに慣れてくるうちに、なるほどボムゲーなんだなと理解出来るようになってきた。ボスの攻撃はまだ緩やかなほうだが、それでも各面ボス前にボムアイテムが出るため、遠慮なくボスに対して大打撃を与えられる。自機が何度かミスしているボム分量でも、ボスに対してかなり強くゴリ押しが可能。残機が幾らか減っている時は撃っていかないともったいない。
  • ハイパーモード時のショットの使い方が、スコアの安定供給と道中の安全に非常に重要だと把握した。前作のハイパーでは若干の攻撃力上昇はあっても敵の攻撃が烈しくなるため使い方が難しかったが、今回は攻撃力大幅アップ、防御力アップ、残り時間カウンタのメータ化(このお陰で、ハイパーが切れる時の弾消し効果を宛てにしやすくなった)などのお陰で非常に使いやすい。ただし緊急回避というよりは、難しい局面や稼ぎたい局面の寸前に使っておくのが確実のようだ。ただ、無闇に使いすぎると敵弾消去が少しづつ厳しくなってくるので、いずれ使いすぎ注意ということになるかもしれない。難度上昇効果を伴うのかどうかも気になるところだ。
  • 5面は無茶苦茶シビアにみえるが、どこにどんな敵が出てくるのかを学習すれば着実に安全プレイに移行できるつくり、とみた。破壊不能ビットがどのタイミングで出現するのか・高速弾を撃って来る戦車がどの辺りから出現するのか、等等、暗記すれば安全性が大幅にアップしそうだ。…一周目は。
  • 今回の一周クリアは、前半でタコミスが多かったのを5面ビット地帯アドリブ避けでカバーできた所産だった。前半面がきちんと出来ていればビット地帯でカツカツな思いをせずに済む筈。まだ二周目に行く条件がよく分かっていないが、ある程度余裕をもって一周クリアできるコンディションにしておきたい。どうせ、残機を残せば二周目にいけるし、残機を残さなければ話が始まらないのだろうから。

 
 

現時点での各面の有様

 
【1面】
 準備運動。ハイパーの使い方を練習するにはちょうど良い。ボス戦は、飛行形態(第二)が油断するとちょっと危ないので、開幕直後ハイパーをぶつけて衰弱させてしまうと楽。
 
【2面】
 いきなりかなりの弾数が降って来て、弾幕シューに慣れてないとプレッシャーになるかもしれない。まだまだ素で避けて避けられるレベルだが、ハイパーを使ってしまえば恐ろしく楽になり、高得点も得られる。1面ボス開幕でハイパーを使った場合、2面でハイパーがたまり次第使用、を二回繰り返すと、楽な割にはそこそこ美味しい状態に持っていける。後半のレーザー砲台地帯は、レーザーを撃ってくるザコの処理の最適な練習教材。基本的に、こちらもレーザーにして漏れ無く掃討していく感覚で。
 
 ボス戦は、開幕ボム2〜3発→ボム補充で。第二形態は、ボス右端から左方向に移動→ボスの回転弾の向きが変わったらあまり粘らずにボム が安全度高い。ボムを撃たなくても倒せなくはないが、この手法なら殆ど弾を見切らなくて済むのでらくちん。
 
【3面】
 太レーザーが初めて登場する面。場所を覚えないと、事故死することがあるかもしれない。かなりの弾幕が迫ってくる。弾幕は、ハイパーを使えば高得点源に化けるが、ハイパーの無い時には冷静な判断が必要になりがち。はじめはボムを撃ちまくりながらのプレイでも良いのかもしれない。中ボスは、真面目に戦ってチョコチョコと真正面で弾避けをしていればちゃんと避けられるタイプだが、緊張している時やボムを沢山抱えている時は、ボムを撃ってしまうという手も。このゲームはボム補充率の非常に高いゲームなので、慣れないうちは恐いと思ったらまずはボム。絶望するのは、ボムがなくなってからでも遅くは無い。
 
 ボス戦は、極論を言えば、第二形態でボム1、第三形態でボム1を使用すると割り切ればリスクを冒さずに倒すことが出来る。ボス前のボムアイテムを上手く使えば、第二形態のボム1を節約できる可能性は高い。安全かつ比較的ボム消費を抑えたゲーム運びが可能。
 
【4面】
 ハイパーの使いこなしと、レーザー雑魚砲台対策をやっているうちに、だんだんラクになってきた。ただし一回目のレーザー回転砲台は、画面右側で撃ち続けていると積みやすいので、一度左側に大きく回避してから戻って撃ち直す必要があり、面倒くさがっていると死ぬ。縦方向の弾幕が厳しいザコ編隊は、レーザーを織り交ぜて攻撃すると押し負けにくくなる。また、上方に回ると撃ってこなくなるので、幾つかのシーンではザコ編隊の上方に回りこむような機動がモノを言うようだ*1
 
 ボスは例によってボムで勝負。ボムが十分に残っている状態なら、ボムを連発してもクリア時の残弾を残して4面をクリアできる。ただし、どれほど急いでもボムアイテムは第二形態途中で画面外に逃げていってしまうので、第二形態になったらボムアイテムの補充時、と思っておいたほうがよさげ。もう、殆どボス攻略の呈をなしていない。
 
 
【5面】

 前半は、画面端の空中レーザー砲台が固くて目障り。ハイパー+オーラ撃ちが可能なら壊しにかかってもよさげだが、いつも出来るとは限らない。壊さずにレーザーを跨ぐほうが楽な場面もあるので、破壊に固執するのは得策ではないとみた。
 
 中ボス1は、弾が早い時間帯がある。まだボムやハイパーがないと倒せない。早い弾が手強いが、多分、パターンに落ち着きそうな予感。
 
 中盤のビット地帯は、まだよく分からない。レーザーを撃ちながら移動すること・ハイパーの無敵時間を活用すること・ハイパー時にはショットを織り交ぜると楽になること、などを意識しながら戦う。このシーンでは画面端にいると突然出てきたビットにぶつかってしまう事があるので、暗記するまではあまり画面端に近づき過ぎないほうが良いかもしれない。高速弾を撃ってくる回転戦車も含め、暗記度合いによってかなり印象が変わってきそうではある。
 
 中ボス2は、直後にボムアイテムが出るので、あまり無理せずにボムを使ってしまってもよさげ。以後、中ボス3まではボム的にも、敵の攻撃的にも余裕の多いシーンが続くが、長丁場なので根性負けと油断が恐い。中ボス3は、そんなに頑固に強くないしボムもすぐに出るので、これも何とかなるだろう。中ボス1が一番弱そうにみえて、一番恐い気がする。
 
 ご丁寧なことに、ボス前にもボムアイテムが出現するので5面ボスはボムごり押しが可能。二周目を視野に入れると色々と話が違ってくるだろうが、一周だけであれば、ボスまで到達すればとりあえず何とかなる印象。遡って考えれば、ビット地帯の終わりまでを何とか生き延びた人には、一周クリアの芽はあると言ってしまえそうだ。
 
 

これからが本番

 
 このゲームの場合、二周目に行ってからが本番なわけで、これからは二周目を攻略するための土台づくりに入ることになる。とりあえず、少ないミスとボムで攻略可能な状況をつくっていこう。田舎ゆえに殆ど手作業でパターンを作っていくことになりそうだが、それはそれで楽しそう。慌てず騒がず上達していこう。
 
 

*1:特に、レーザー雑魚砲台が上からレーザーを撃ってくる攻撃と重なるシーンでは、この機動をとらないとレーザーに貫かれてしまう