シロクマの屑籠

p_shirokuma(熊代亨)のブログです。原稿に追われてブログ記事はちょっと少なめです

「蒜蓉堅果脆辣醤」を国内で商っているお店を知りませんか?

 
困った時におすがりしてきた最強の調味料がなくなってしまいました。日本で入手可能なお店を知っている人、いらっしゃいませんか?
 
 

 
調味料の名前は「蒜蓉堅果脆辣醤」。ご覧のように、にんにくを刻んだものに加えて、いろいろな植物の種、唐辛子、等々がたっぷり混じっている中華系の調味料です。私がこれを購入したのは台南で日本人の方が営業しているワインショップ「ありおりワインショップ(ARIORI Wine & Food)」さんで、ここで台南のガチョウ料理にあわせるワインをリコメンドしていただいた*1ついでに「これ、すごくおいしいからおみやげにどうですか」と勧められ、買ってみたら大当たりだった次第です。
 
後で調べたところ、この「蒜蓉堅果脆辣醤」が(台湾の)新竹市にあるレトロ風百貨店「或者新州屋」に売られていることまでは判明しているのです。
 
crea.bunshun.jp 
 
この、片山真理さんの台湾土産の記事のなかに、そのものズバリ、蒜蓉堅果脆辣醬が登場していて、製造元のメーカーが「或者安醤」というシリーズを作っていることが判明しています。新竹でつくられている食料品が台南で買えたこと自体も僥倖というほかないのですが、できればこれを日本で手に入れたいっ……!!
 
我が家に買われてきた蒜蓉堅果脆辣醬は、それはそれは素晴らしいものでした。
スパイシーでにんにくの旨味がきいているのは当然として、さまざまな植物の種が替えの効かない旨味をつくりだしていて、どう頑張っても再現できません。上野や池袋の、大陸系の中華食材店に売られている大蒜入りのジャンだのペーストだのに比べると、サラサラ・ザラザラとした食感が好ましく、発酵食品的な臭みもないため、適当な炒め物やイタリアンの素材として利用するのに最高に適していました。もちろん、中華風の鍋料理などを創る際にはこいつは勿体ない……というより不向きだと思うので、この品は、触感や香りの少なさが活きる場面で登板させると良いように思われました。「真面目に料理する時間も体力もないんだけど、ここ一番、元気の出る野菜炒めを作りたい」みたいな時には蒜蓉堅果脆辣醬は最高です。適当にキャベツを切って豚肉と炒めて、最後にこいつをささっとまぶして塩で味を調えると、5分ぐらいでご馳走の完成です。
 
我が家では、そういう「忙しいんだけどうまいものをかきこみたい時」のとっておきとして大事に使ってきたのですが、さすがに食べ尽くしてしまい、代替品があるようで見つからないのでインターネットの博学でフーディーな方々にお尋ねしてみるしかないと思い立った次第です。
 
この台湾産の「蒜蓉堅果脆辣醤」を国内で商っているお店をご存知のかた、またはこれに限りなく近い性質の商品をご存知のかた、もしいらっしゃったら教えてください。これを食べたことがあるって人の感想も聞いてみたいものです。今日は、以上です。
 
 

*1:ちなみに、リコメンドしていただいたワインはイタリアはヴェネツィア=ジューリア州のオレンジワインと、マルセル・ラピエールの系譜のクリュ・ボジョレーでした。後者を選びましたがガチョウ料理を相手に一歩もひかず、素晴らしいマリアージュだったのは言うまでもありません