本当の自分主義 - REVの日記 @はてな
ちょうど北斗神拳が肉体のセキュリティホールを突いて人体を破壊したり治したりするように、人間の行動傾向*1に関しても、ちょっとツボを突いてあげたり“喉をなでなで”したりすると行動や態度が驚くほど変化することがある。肉体の急所は個人差があまり無いけれども、個人のbehaviorの急所は個人差たっぷり。でも、各人のプライベートな秘孔をかなりの所まで見抜く人は実際にいるし、それを悪用して「ケンシロウ、暴力はいいぞ〜!」な人や「俺は性帝○○!愛も情けもいら〜ん!」な御仁は後を絶たない。
「他者評価・自己評価の低さ」に関する秘孔だけでも、108個、またはそれ以上のツボがあるので、秘孔探しの出来る人は探したい放題だ。効果と耐性には個人差があるので、最も効果的な秘孔を適切に見抜く眼力が必要になる*2けど、修行を重ねたり、一子相伝の素養*3を継承した人なら、得意な相手の秘孔をみつけて「ホァアアアアアアア!!!」な感じ。ああ、そういえば喪黒何某とかいう伝説の使い手もいましたよね。
厄介なのは、人間の行動傾向に関する秘孔の多くが「有情破顔拳」であること。「きぼぢい゛い゛いいい〜!」と涎を垂らしている人や、笑顔で「あは〜いい気持ちだ〜〜ちにゃ!!」っと破滅する人は後を絶たない。世の中には属性Evilの真っ黒な使い手が沢山いるので、「とっても気持ちよくて生き生きしてきますよ!」とか何とか丸め込んで、片っ端から木人形にしちゃうから性質が悪い。21世紀のアミバ様のもとには、「先生!ボクも気持ちよくしてください!」という木人形さんが長蛇の列をなしている(どこかで「救世主あらわる!」とか「奇跡のムラ」とか、宣伝してるんだろうな、きっと)。「気持ちいいことは、とてもいいこと。有情破顔拳ばんじゃーい!∩( ・ω・)∩」
補足
『北斗の拳』ではトキやケンシロウが秘孔を適度に押して人体を治していたけど、行動傾向の秘孔も上手く使えばセキュリティホールを強化したり、疲労回復を促進したり出来るかもしれない。でも、『北斗』のアミバ様と同じく、「成功すればお前のインテリジェンスは三倍になる!→どうやらこの秘孔ではないらしい→捨ててこい!」とか、「俺は天才だ!俺に不可能は無い!→ん?間違ったかな?」などのリスクが伴うのが常で、治すのは壊すよりも難しそう。勿論、「奇跡ぐらい俺にだって出来る!」なプチアミバな人が娑婆世界には溢れているので、おお、こわいこわい、なわけですけど。
[参考]:北斗神拳 - Wikipedia
[参考]:アミバ様については楽天が運営するポータルサイト : 【インフォシーク】Infoseekの楽天が運営するポータルサイト : 【インフォシーク】Infoseekなどをどうぞ。