シロクマの屑籠

p_shirokuma(熊代亨)のブログです。原稿に追われてブログ記事はちょっと少なめです

虫姫さまふたりmaniac攻略終了

 
 虫姫さまふたりにありついた! - シロクマの屑籠
 虫姫さまふたり1.5に移行 - シロクマの屑籠
 虫姫さまマニアッククリア - シロクマの屑籠
 
 今日、虫姫さまふたりをノーマルレコとアブノーマルパルムでもクリアした。これによって、当初目標としていた三機体はすべて終了したことになる。スコアを稼ぐならともかく、そうではないおっさんクリアラーとしては攻略終了し、以前プレイ出来なかったケツイをやってみるのだ。
 
【ノーマルレコによるプレイ】
 ノーマルレコは、ノーマルパルムに比べて移動力が遅く、まるで雷電Mk-2を操作しているような鈍重感がある。レーザー攻撃は一点集中なので強力だが、ショット攻撃は広範囲をカバーする代わりに極めて弱く、これまた雷電Mk-2のようである。正直、こういう機体はあまり得意なタイプではないが、オールラウンドにシューティングゲームをクリアすることを信条とするクリアラーである以上、「鈍重な機体は取り扱えません」で終わるわけにはいかないのだ。
 
【一面】
 ノーマルパルムに比べて全体的に高火力。とりわけレーザーは相当高い火力になるので火力の調整に気をつけないと勢いあまってスコア源を変な壊し方にならないように気をつけなければならない。ボスは普通に撃ち込んでいればパルムよりも早く撃破出来るので問題なし。
 
【二面】
 ザリガニはレーザー攻撃であっけなく死んでくれるし、中ボスも簡単に撃破できるので楽は楽だが、至れり尽くせりというわけにはいかない。クラゲタワーの撃ち込みに際して、機動力が無いので敵弾を引き付けるのがちょっと難しい。スローな機体に慣れている人は平気だろうけど、機動力のあるパルムタイプに慣れている人にとっては辛い。
 
 二面ボスに関してはあまりかわりないが、移動力のギャップがパルムプレイヤーにはしんどい。最初からレコonlyの人は大丈夫だろうけれど、最終形態のグルグル弾攻撃で躓いて死ぬことも。
 
【三面】
 攻撃範囲が広いから対ザコ戦は楽勝…と言いたいところだが、要所でレーザーを使う必要があるので必ずしも楽とは限らない。特にゾウムシをショット破壊する為には一定の習熟が必要なので、スコアを狙わない人はレーザーでさっさと破壊してしまったほうがよさげ。中ボス戦は、パルムに比べて機動力に劣るため苦戦しがち。レーザーをきっちり当てようとヘンに意識すると死亡確率二割アップ。
 
 後半のダンゴムシ地帯は、ショット範囲の広さを生かしてあまり左右に動かず、カミキリムシが出てくるところだけレーザーで待ち伏せするとよさげ。ゾウムシで琥珀を欲張らない限りにおいては、パルムよりも楽に進むことが出来る。
 
 3面ボスは、機動力の遅さにさえ我慢出来ればパルムより素早く撃破出来るし、概ねパルムパターンが通用する。最終形態最初の攻撃は、例によってボムで省略。
 
【四面】
 ノーマルレコにとってはかなり辛い面。空中ザコをショットで掃討出来るから楽勝…とか考えている人は酷い目に遭う。
 
 まず、ニョロニョロ虫(ツリガネムシ?)にレーザーがあまり効かないのが大問題。最初に出てくるニョロニョロ虫がいきなり大問題で、空中ザコが奴を盾にしてバシバシ弾を撃ってくるので追いつめられやすい。真面目にパターンを作らない人はボムを撃ってごまかすしかない。続いて、地中ザコ。ショットだけでは撃ち負けるし、パルムに比べて低機動なので画面外側から内側に地中ザコ&セミを掃討する暇が無い。ショットを撃てば地中ザコに撃ち負け、レーザーを撃てば機動力不足で追いつめられるので、両者をいかに上手に混合させるのかが重要っぽい。
 
 中ボス後も災難は続く、空中中型機のクワガタが、ショットでは非常に倒しづらいのだ。しかしレーザーでは攻撃範囲が狭すぎる。スコアに留意しつつも、ショットとレーザーをケースバイケースで混ぜていかなければ追いつめられがち。幸い、後半のニョロニョロ虫はザコとの混合がシビアではないので何とかなる。
 
 4面ボスは、ノーマルパルムと同じ抜け方でok。むしろ、ボスの耐久度の減りが若干早いのでノーマルパルムよりも苦労しない。機動性の低さもあまり気にならない。
 
【五面】
 五面に来て遂に、ノーマルパルムよりもレコのほうが楽だと感じることが出来る。ザコの掃討、堅い地上物や中型機の撃破、といった行動のひとつひとつにノーマルレコは向いている。(パルムでも結局そうなんだけど)鍵になるのはショットとレーザーの使い分けっぽい。
 
 地上中型機はレーザー照射するとかなり早く死んでくれる。空中中型機も、中ボス後の空中大型機も同様。ヤバい事になる前に撃破出来るので大幅に有利だ。空中ザコもショットで掃滅しやすく、竜騎士の類も一秒だけレーザー照射すると撃破出来るのでそれほど怖くない。堅いものにはレーザー、柔らかいものはショット、という原則を守る限り、詰むことは少ない。
 
 ボスも耐久力が早く落ちるのでかなり楽。機動力不足は時々ショット攻撃に切り替えることで十分に補えるし、機動力不足に注意しなければならない攻撃は限られている。具体的には、第一形態最終攻撃と第二形態最終攻撃が機動性を補うべくショットを混ぜる必要がある。他はノーマルパルムと変わらないか、むしろ楽なぐらい。
 
 全体としては、道中は1、5面はノーマルレコのほうが楽で、2、3、4面はノーマルパルムのほうが楽。ボスは1、4、5面はノーマルレコのほうが楽で2、3、面はノーマルパルムのほうが楽っぽい。全体的にみたら、難度は殆ど同じぐらいだろうか。
 
アブノーマルパルムによるプレイ
 調子に乗ってアブノーマルパルムも使ってみた。…強い。ショットも強力、機動力も高く、レーザーは大火力。唯一の難点は、ショット時の面制圧力とレーザー時の低機動性ぐらいだが、面制圧力は機動性とレーザー攻撃でカバー出来るのであまり問題にはならない。五面は、ショット範囲が狭いことが大きなネックになると思われたが、(スコアを無視するなら)レーザーによる広範囲制圧によってかなり楽に進むことが出来る。むしろ、全体的に高すぎる攻撃力と機動性を持て余し気味なくらいだと感じた。ウルトラモードに挑戦するなら、多分こいつなんだろう。はじめてでもクリア出来るぐらい、突出した強さを持っている。特に、ボス戦の幾つかで敵攻撃をすっとばせるのにはびっくり。ただ、ここまで強いと他の機体でプレイ出来なくなってしまいそうなのでなるべく使わない方向でいこう。うんそうしよう。