続いて、1/3朝にも非常に興味深い夢をみたので書き残しておく。三年後のシロクマさん解説よろしく。
おそらくは美容院とおぼしき場所で、私はオレンジ色のドレスを着た美女に出会った。表情も言葉も明るい、二十代前半ぐらいの美女だったと思う。何故だか私はその美女と仲良くなって、夢のなかで「これはお持ち帰りかな?」などという妄想にひたっていた。
ところが、その直後、美容室には殆ど同じデザインの青色のドレスを着た別の女性が入ってきて「こんにちは」と挨拶してきたのだ。彼女も負けず劣らずの美女だったが、もっと硬質で静かな(喩えるならアスカと綾波レイのような)対照的な美しさだった。
夢のなかではありがちな展開だが、私はどちらかの美女を選んでお持ち帰りしなければならなかった。勿論、本当はオレンジ色のドレスの明るい美女を選びたい。なのに私は青色のドレスの美女を選ぼうとしていた。青色のドレスの美女のほうを向いた瞬間、その女性が実は友人が熱心に片思いしている相手であることを私は直感したが、それでもなお私は青色のドレスの美女を選ぼうとしていた。そこで夢は醒めた。
【夢のいんちき解釈、が出来ない】
これは...何なんだろう。オレンジ色のドレスで明るい性格/青色のドレスで硬質な美女 という対比は、暖色/寒色という単純なものなのか、アスカ/綾波やハルヒ/長門さんの如きキャラ属性上のものなのか?
この、夢の中の私の捻ねた選択はいったい何なんだろう?本来私は、この対照的な美女二人で「どちらか選ぶ」となればオレンジ色のドレスの側に決まっている。キャラ属性的にも、私は綾波/長門さんタイプとは縁遠い。なのに私は明るいオレンジ美女を選ばずに青色の美女に向き合った。しかも、それが友人の片思い相手だと知っても、なおかたくなに選んだのである。夢が醒めた時、私はなんだかとても不快だった。単純に性欲を刺激されたのも嫌だったが、それ以上に、素直にオレンジ美女を選べない自分が嫌で仕方がなかった。この「素直にオレンジ美女が選べなかった」ことへの不快感は、私の執着や屈折を知る重要なヒントになりそうなものだけど、どうやら意識下では防衛が強く働いているらしく、今現在の私には解釈のしようがなかった。考えようとしてもフォーカスが当たらないのだ。二年か三年寝かせて、回想してみることにしよう。