2006-12-03 弱くて野蛮な子 塵 握り拳を、棍棒を、出刃包丁を、硫酸瓶を、侮ってはならない。目を逸らせてもいけない。 それらを凝視し、それらを恐怖する。 臭い物に蓋をするのではなく、他人と自分の内にある暴力を前提のうえで日々を過ごすしかない。 俺もお前も、野蛮の子だということを忘れない。