蛇足と補足の違いは何か。
どっちも足を足すんだよなぁ。
蛇に足をつけるような行動が蛇足、三本足の鹿に足を足せば補足。そりゃそうなんだけど、文章においては、何が蛇で何が突然変異の鹿なのかがまるで分からない。蛇足か補足かを決めるのは、ソレを読んだ偉大なる読者様が「蛇についた足」とみるか「三本足の鹿を助ける足」とみるかにかかっている。これからは私は、蛇足または補足、と書くべきなのだろうか?勿論、あくまで補足として狙って書くことは可能かもしれない。だが、出来れば最初から四本足の鹿を書くってもんだよなぁ。後でみんなに「お前の鹿は三本足だ」と言われたら、仕方が無いので足を足すか。
まあいいか、足が足りないぐらいならまだ大した問題じゃないか。それよりも目を書き忘れるほうが余程まずい。目のない龍は、飛べない龍だからなぁ。