シロクマの屑籠

p_shirokuma(熊代亨)のブログです。原稿に追われてブログ記事はちょっと少なめです

REVさんに感謝のお手紙(一人のオタとして)

 
 一つ上の文章(本当にエロ目的に特化したエロゲーやっている人への質問 - シロクマの屑籠)に、id:REVさんからありがたい回答と、その他の親切なアドバイスを頂いた。こんなやつ→2006-05-24 - REVの日記 @はてな。ありがとうございました。
 
 なるほど、射精の瞬間の画面フラッシュやレーザーの軌跡を喩えに使うとしっくり来ますね。そもそもファンタジー⇔リアリティかなんていう数直線の上に載せてみようってこと自体が、最初からピンぼけを約束されていたようなモノだったのかもしれないよなぁ。リアリティだのファンタジーだのに関わらず、あれらの射精「表現」が、プレイヤー側が「ああ、出したよな、うん、出した出した」と納得させたり快楽させたりするトリガー(情動を揺さぶる、と言い換えるべきか)にはなってそうですね。
 
 あと、ハルヒ考察のリンク先の件も、ありがとうございました。チラっと覗いて、うわ、これは俺の鶏頭じゃついていけねぇ、などと思ってしまいましたが、すごく面白そうですね。ですが、私は多分ちょっと古いオタクなので、「エレガントな他人の見解」を見る前に、裸一貫でまずは作品をベタに食ってみて、思いを吐き散らさないと気がすまないようです。今、二巻の終わりごろまで来ていますが、一冊読むたびに色々考えたり萌えたり感じたり、実に退屈しません。読んでは書いてを数巻おきに繰り返し、馬鹿だなぁシロクマ君クックックという外部からのご批判をおそらくは頂戴しつつも、まずは「俺はこんな風に作品をみて、感じて、考えた」ってところに行ってみたいと思います。どうも、歳食って楽しようとする癖がついたらしく、最初にまとめサイトとか立派な考察とか読んじゃうと、すぐに「巨人の肩の上からモノを見て素晴らしい見解を持った気になる」ので、それを避ける為に、或いは「ハルヒと俺の付き合い方を巨人に規定されるのを恐れて」あえて地べたを歩いていこうと思います。恥ずかしいことを今後も書いていくかと思いますが、生暖かい視線で「あーあまたやってるよこの人」と思ってやってください。
 
 ※どーでもよさそうな奴だったら、むしろまとめサイト先にみちゃって「高速インストール」で済ませちゃうんだけど、どうも私かなり「ハルヒ」が気になったらしく、まず最初に自力で歩かにゃならんなと決意しました。
 ※ということで、早すぎないペースでハルヒを読み終わったあと、至急あの文献を読んでみろよ>シロクマ