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1970年代中盤以降に生まれたオタク、東浩紀さん的表現なら第三世代以降のオタク達は、(1980年代に新人類と袂を分かつに至った)いわゆる古いおたくと違って、自分達の文化圏を表明するためのファッションを持つに至っていないことを書いたテキスト。私はその根源的な理由のひとつとして、第三世代以降のオタク達の「能動過小傾向」に再度着目しているわけである。
現在、脱オタクファッションの普及によって秋葉原のオタク達の服装は確かに変化した。だが、それらの脱オタファッションとてあくまで「オタク臭さを脱臭する服装」であり、「オタク文化圏の外から借りて来た偽装」であることを忘れるわけにはいかない。また、伝統的なオタク服(http://www.nextftp.com/140014daiquiri/html_side/hpfiles/otaken/akiba2004c.htm ←みたいな)においては、そもそも他者に対して提示するファッションとしての主張が欠落している。このように、オタクがオタクとしての文化を表明するためのファッションは未だ出現していないわけだが、能動性の過小さや、彼ら自身が持つオタク文化当事者としての後ろめたさがある限り、積極的にオタクであることを主張するファッションは顕われないと推測せざるを得ないわけだ。