シロクマの屑籠

p_shirokuma(熊代亨)のブログです。原稿に追われてブログ記事はちょっと少なめです

エヴァ21話

  地方のDVDレンタルの状況では、エヴァンゲリオンを借りてみるのはなかなか大変だったりするんだけど、今日ようやく21話〜26話まで借りることが出来た。やっぱり面白い。今見ても新鮮だ。当時とは違った視点で眺めている時分が面白い。
 
・碇ユイが冬月先生の初対面の時、実は胸元がくっきりしたシャツを着ていることに初めて気付いた。当時の私は、庵野監督さんがこんな所に性的シグナルを意図的に放り込んでいた事に全く無自覚だったわけだが、今はそれに気付く。しかもゲンドウとの交際を表明する際には胸元が見えない服装になっているときた。なかなか嫌らしいじゃないか。
 
・碇ゲンドウがモテモテな件について。富と才覚があればモテるわけではないのは周知のとおり。政治力が加味されていれば?ウブな赤城親子ならともかく、碇ユイほどの曲者を射止めてエヴァに放り込めるほどの素養をどうみるのか?昔の書籍になんか書いてあったっけ?
 
・ばあさんは用済みwwwwwwwww
 
・加持リョウジの最期。あれが模範ではないにしても、やはり恰好良い男だった。
 
・放送当時の自分は、泣くミサトから逃げたシンジを当然のものとみなしていた。ところが今の自分はそんなシンジを軟弱となじりたがっている。何も出来なくても、おろおろマゴマゴと、駆け寄らないのか。何も出来ない自分が怖いのか?なんだよそれ?シンジ、君が逃げているのはミサトからじゃない。もっと深刻なソレからなんだよ、とシロクマは説教したがった。