酒とはてなブックマーク

　
　アルコールがすすむと、はてなブックマークにつけるコメントが「アレ」になる。いい感じだ。酩酊だ。絡む酔っ払いのようなコメントの羅列。きっと明日の昼間、後悔しながらコメントを再編集することになるのだろう。しかしそれも私だ。はてなブックマークに愚にもつかないコメントを書いて嘲笑されるとすれば、それはそれで結構。酔って馬鹿な事を書いて識見を疑われるとおりの私が私なんだろう。所詮その程度の安っぽいおっさんなのだ、私は。安っぽいおっさんとしてのシロクマ。だとすれば、それ相応の嘲笑と罵倒を浴びるに足りる自分、と考えるのが筋だ。自分は愚かで衝動的なナメクジウオなんだから、あれやこれやと罵倒されれば良い。脊索動物のような、場末の酒場の酩酊じじいのような、汚らしい言葉の数々を「発信」する愚劣。うん、まさに自分だ。これも自分だ。排泄、排泄、また排泄。私は立派なブロガーになれないまま、後で自分が後悔するような馬鹿を繰り返していく。