2005-11-29 ■ 短文 太古の昔から、人間は社会的ルールに基づいて個体間競争を続けてきた。このルールを疎ましく思っている人はいつの世にも絶えないが、ルールが変わることこそあれ、ルールが無くなったことは有史以来一度もない。むろん、競争の無いユートピアというのも想像上の世界でしかなく、百年前も、現在も、人は個体間競争を続けている。百年後もそうだろう。