シロクマの屑籠

p_shirokuma(熊代亨)のブログです。原稿に追われてブログ記事はちょっと少なめです

男女

見知らぬ男や嫌いな男の欲情を、女性は嫌悪する必要があったのでは?

リスクを回避し、利益を最大化させるために - シロクマの屑籠 このテキストとid:Masao_hateさんの文章を読み返してふと思った。現在はともかく、狩猟採集社会における女性達は、「見知らぬ男や嫌いな男からの欲情視線」を嫌悪する必要があったのではないか?…

リスクを回避し、利益を最大化させるために

男性は低コストな精子を造り、女性は精子よりもハイコストな卵子を造る。ハイコストな卵子を持った雌を巡って雄達は競争し、雌は雌で雄を選り好む。*1この違いがなければ、性淘汰にまつわる複雑怪奇な物語は生まれて来なかっただろうし、生物の行動はもっと…

出来るだけ佳い女のスカートに、繰り返し顔を突っ込もうとする俺

スカートの中を覗くためなら、媚びて媚びて媚びまくってやる - シロクマの屑籠に対して、突込みが入った! え? なんで? お店にいって、お金払えばいいじゃない? クジャクみたいになる必要も、雄鹿のようになる必要もないよ。不思議だなぁ。でも、もし、そ…

スカートの中を覗くためなら、媚びて媚びて媚びまくってやる

「僕は、女性のスカートの中を覗く為に這いつくばってみせるなんて我慢ならない」 「俺は、女性のスカートの中を覗くためにこそ、這いつくばってみせる」 「僕は、セックスの為に女性に媚びるなんてまっぴら御免だ」 「俺は、セックスの為にこそ、羞恥心を捨…

脳内フォルダが四つしか無い女の子

男性との距離感が掴めないとお悩みのMさんは、24歳のリスみたいな女性。彼女は大変かわいらしく、魅力的な女性にも関わらず、男性との付き合いはいつになっても不得手なままで、長く男性と付き合えた経験が無い。もちろん、彼女は“とっかえひっかえ”というわ…

フェミニズムならぬメーニズムは、誰によって遂行されるの?

かつて男達は、男達中心の文化によって守られ、暴力と恐喝という非常手段を身につけ、部族間闘争や縄張り争いなどを通して練磨されていた。 しかし今は、男達中心の文化はフェミニズムという哲学(というよりは運動として捉えるべきか、ここでは)によって女性…

“社会派”非モテの皆さんにお勧めの“ちゆ12歳”記事

「少女コミック」のエロ描写まとめ(2004年~2005年) - ちゆ12歳 再読してもやはり興味深い。唯我独尊の少女向けエロ漫画路線を行く、“少女コミック”。目をひくどぎつい言葉。以下の文句は、何と刺激的なんだろうか。 「レンアイ至上主義2本立て!!」 「…

「あなたは何も分かっていない」で男を狼狽させた時点で、その女性は、コミュニケーションに“勝利”している

次はこちら。 女の言う「あなたは何も分かっていない」の正体: わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる 女性が「あなたは何も分かっていない」と男性に迫ってきた時、you vs meではなく、problem vs us(you and me)に切り替える方法を説いてい…

DQNや自信過剰男性を選ぶ女性もまた、男性側の諸シグナルに反応している

最後はこちら。 はてな 私はリンク先のテキストの見解を、否定せざるを得ない。DQNに身体を許す女性達をもって、「彼女達は男を選んでいない」と考えるのは、今少し軽率ではないだろうか。男性を評価する尺度なり基準なりが女性達に無いとすれば、もうちょっ…

萌えオタ達は女の子の都合や利害に関心が無い。だからこそ萌えメディアの「恋愛」は常に一方向的でしかない。

オタクはしばしば、空気が読めない者として語られることが多いし、実際そういうオタクは結構いたりするのだが、これってやっぱり第三世代以降のオタク達に(マクロレベルでは観察できる)広く薄い傾向なんじゃないかと私は感じている。彼らのなかには他人の利…

fromdusktildawnさんの2026年試験管内の、精子と卵子の繁殖行動と淘汰

注意:このテキストで書いた知的機能・情報処理能力って言葉はかなり曖昧で僕も困っています。具体的には、論理的思考力・非言語コミュニケーション能力・語学力・多大な情報負荷に耐えられる中枢神経のタフネスなどが含まれるでしょうか。 今も昔も女性達は…

音楽やファッションを共通させる、という戦略

追記。だからこそ、女漁りをしたい男が女性の好きそうな音楽・ファッション・文学に通じておくのは効果的なアプローチと言える。もちろんそれは狡猾な戦略に違いなく、文化を楽しむというよりは文化を利用するという立場に違いないだろうけれど…適応的で効果…

まともな女性は、男性仲間からの軽蔑に晒されている男性を決して愛することはない。ただし宝石の原石のような男性はこの限りではなく、聡明な女性によって磨き上げられることは、ある。

女性へのpresent

物質的なものであれ、コミュニケーション的なものであれ。 論理的なものであれ、情緒的なものであれ。 とにかく女性は自分自身に対してたくさんなものをプレゼントしてくれる男性を、そうでない男性よりも好む傾向がある。あるいは自分自身のために様々のも…

「女の子には、丸見えなんだろうな、そういうの。」

また、「相手の女の子を喜ばせたり楽しませたりしよう」「女の子が嫌な思いをする確率を少しでも減らしてあげよう」「女の子が望むなら、自ら身を引くことも考えよう」「たとえ悲しくても辛くても、その子に何が出来るのかな」という視点が欠落して「ただ女…

【彼らは献身と相互理解を口にする】

【彼らは献身と相互理解を口にする】 「女の子に優しく、何でも話し合える仲になって、裏切るようなことはしません!」 これが女性にとって本当に利益だけをもたらすものだと思っている人、これが本当に献身だけだと思っている人は、このような発想の中に(オ…

【彼らは純愛を口にする】

【彼らは純愛を口にする】 「僕は不特定多数の異性と付き合うなんて汚いことだと思うし、純粋で穢れのない異性と、純粋で真面目なお付き合いをしたいと思っています。」 これがどれほど門戸を閉ざした狭いものなのか、そして彼らの侮蔑するところの一般的な…

統計的優位性の確立と男女交際について

特定の異性を射止める難しさと、異性誰もから嫌われる確率を減らす(or好かれる確率を増加させる)難しさは、量的のみならず質的にもかなり異なっている。前者はあまりに個別的で一般論に照らして語るのが難しい。だが後者は統計的に最も期待値の高そうな選択…

男女交際総力戦

男女交際を総力戦に喩えると、 コミュニケーションスキルは情報収集力や戦術レベルの優劣に、 動員できる時間や資金は経済力や工業力に、 勇気は国民士気や部隊士気に喩えることが出来る。 いずれが欠けていても、戦いはおぼつかない。 また、いつでも「戦時…

要は、男女情報戦におけるパッシブスキルということですよ、ファッションは。

ファッション、目線、万人を喜ばせそうな諸要素といった汎用性の高いコミュニケーションスキル/スペックは、それらだけでは特定の女性を射抜く金の矢とはなり得ない。だが、あらゆる女性に対する命中確率に何パーセントかのボーナス修正をもたらしてくれる…

歓楽街に吸い込まれていった知的障害者の親子

ちょっと昔、昼間の新宿で知的障害の男性を連れた年老いた母親が歩いているのを見かけたことがあった。場所が歓楽街だったからだろうか、母親からは落ち着きの無いオーラが発散されていて、地元の人間じゃないことは一目瞭然だった。男性のほうは弛緩した笑…

メディアでみかける恋愛

テレビや雑誌で見かける「恋愛」の殆どは、発情または商取引以上のものを見いだせない諸々に彩られている。たまにそれに気付かない人もいるけれど、若いうちはそんなものなのかもしれない。

「モテる薬」と「意中の異性を射止めやすくなる薬」

誰だか分からない全世界の全異性に好かれる能力を30%程度底上げする薬と、目の前の自分がぞっこんの異性に好かれる確率を80%ぐらいに上げる薬。本当に恋に狂っている時は、迷わず後者の薬を選ぶ筈だ。それが、「イカれる」ってもんだと思う。 モテなんてくそ…

キューピッドのマシンガン

異性を物理的心理的に遠ざけることによって、葛藤の外的問題に対応するのは悪くないアイデアだ。「蛮族の侵入」を防ぐ為に固くて難解な防壁を築く能力のある者は、そういった対処法を採用するのが適当と言える。 だからこそ、そこまで防壁が築ける人達が本当…