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シロクマの屑籠

はてなダイアリーから引っ越してきた、はてな村の精神科医のブログです。

はてなブックマーカーがブログ記事の余白を補ってくれる。ありがたいありがたい。

 (※この記事は、はてなブックマーク・はてなブログ・はてなダイアリーに馴染みのある人向けです。ご注意ください)
 
 

嘉彦 洋裁鋏 240mm

嘉彦 洋裁鋏 240mm

 
 最近のはてなブロガーは*1、自分のブログ記事に批判やツッコミが入るのを物凄く嫌っているみたいだけど、はてなブックマーカーがあれこれツッコミを入れてくれるおかげでブロガーとして助かっている部分もあって、ブックマーカーとハサミは使いようですよねー、と私は思う。
 
 一番わかりやすいメリットは、自分では思いもつかなかった考えや視点を提供してくれる点だけど、はてなブックマークには100字しか入らないため、議論や補足としては食い足りない部分もある。ブログ記事を書いて、リンクを飛ばしてくれる他のブロガー様のほうが、ありがたみがある。
 
 それともうひとつ、はてなブックマーカーがブロガー自身が書きたくないことをキッチリ書いてくれることだ。
 
 二年ぐらいでやめてしまうブログならともかく、数年~十数年単位でブログを続けるために意識しなければならないのは、耐火性だったりキャラクターに堆積する手垢の問題だったりする。これは、ブロガーレベルが10ぐらいまでは全く意識しなくて済むものだけど、ブロガーレベルが20を超えたあたりから少しずつ窮屈になってきて、ブロガーレベルが30を超えると、「長くブログを書き続けてきたことによって、積もり積もってしまったもの」がブログの生存性を左右し、ブログの性格や自由度まで決めてしまう。だから、ブログを長く続ける人は、生存性や自由度を意識した振る舞いを心掛けておかないと、いずれ自由にブログが書けなくなる。あるいは、ひどく億劫に窮屈にブログを書く羽目になる。
 
 私が見知っている限り、5年以上ブロガーとして活躍している人は、どんなタイプのブロガーであっても、なにかしらの方法でこういう問題と向き合い続けている。例外はない。
 
 で、生存性や窮屈さの問題を考えると、書かずに済ませたいことはブログになるべく書かず、でも、常連さんには言外にメッセージを伝えたいって場面が頻発することになる。「メッセージは伝えたい。でもブログが窮屈になるようなことは書きたくない。じゃあ、どうするのか?」
 
 そんな時に、颯爽と現れて助けてくれるのが、はてなブックマーカーの皆様だ。ブログ記事からカルマの汚れそうな要素を削除し、余白にしておくと、誰かがツッコミを入れてくれて補足してくれる。一見さんはともかく、はてなブックマークとはてなブログが大好きな“はてな市民諸君”は、当然はてなブックマークを先に読むだろうから、埋められた余白に目を通さない者などいまい。はてなスターを付けて、宣伝すらしてくれる。ありがとう! おかげで私は手を汚さず、けれども伝えたいメッセージを伝達できましたよ!
 
 はてなブログ世界では、ブロガーとはてなブックマーカーは“持ちつ持たれつ”の関係にあって、いつも私は頼りにしている。私が思いつかなかった部分も、私が手を汚したくなかった部分も、はてなブックマーカーの皆様が埋めてくれて、未完成なブログ記事を完成させてくれるのだ。そして、はてなブックマーカーの皆様におかれても、「ハハハ、シロクマめ、間抜けなブログ記事を書いてやがるぜ! いっちょ、突っ込んでやるか~!」とドーパミンをまき散らしながら書き込んでのお楽しみ、はてなスターで連帯感も高まって、はてなでわっしょい、かくして、はてなブログ世界に秩序が生み出されるのである。
 

*1:主語がでかいって? フフフ、そういう気分なんですよ