シロクマの屑籠

はてなダイアリーから引っ越してきた、はてな村の精神科医のブログです。

ゲームから入った軍オタは、ロンドンの戦争博物館で何を視たのか。

 
 かつて、軍事マニアが『提督の決断』や『大戦略』に触れてみるという時代が、過去にはあったのかもしれない。だが、いつの頃からかその構図は逆転し、今や、『エースコンバット』や『バトルフィールド』を遊んだ人が、2ch軍板を訪れる時代となっている。
 
 実在のミリタリーに対する興味が入り口となってコンピュータゲームに触れてみる時代から、コンピュータゲームが入り口となって軍事知識を探し求める時代へと変化した年代はよく分からないが、かなり昔に、変化は始まっていたのだろう。僕もご多分に漏れず、ゲームが入り口となったクチで、第二次世界大戦の入門書は『アドバンスド大戦略』の取り扱い説明書だった。あの、取扱説明書とは名ばかりの兵器カタログを手にすることが無かったら、僕は“グランドパワー”や“航空ファン”を読むことも無かっただろうし、ロンドンの戦争博物館を訪れることも無かった筈だ。
 
 ところで、僕が軍事雑誌や戦争博物館で眺めていたものは、一体何だったんだろうか。例えば、博物館で僕がみかけたスピットファイアは、実在の軍事兵器としてのスピットファイアをみていたのだろうか?それとも、ゲームに登場するスピットファイアの、むしろリアル過ぎるレプリカを視ていたんだろうか?ゲームから軍事に興味を持つようになった僕には、半分、それが分からない。僕の脳裏に焼き付いたスピットファイアは、どちらの世界のスピットファイアだったのだろうか。