「俺はお前らと違って賢いから*1、お前らとは違う本物の音楽を聴いて本物の小説を読んで本物のコーヒーを飲むんだ。そして本物を知る賢い俺になっていくんだ。真実は俺とともにある。世間の汚い大人のまやかしごとに騙されるほど、俺は間抜けじゃねーんだよ。」
----ああ、これぞまさに中学生の必須アミノ酸。摂るべき時に、摂っておきたい栄養素。この、天邪鬼の如き心境を、あるべき時期に、あるべき姿で経由する事が出来た人は幸いといえる。この栄養素に恵まれなかった青年や中年の心には、慢性中二病と言う名のグレムリンが宿ることがある。このグレムリンは、中高生には微笑みを、青年には苦悩を、中年には嘲笑を与えるという。
*1:「賢い」の所は「変わっている」「本物」などで代入可能
