シロクマの屑籠

はてなダイアリーから引っ越してきた、はてな村の精神科医のブログです。

ジャングルは天国

 
 ネット上の或る界隈では、「ジャングルは地獄」、という言葉をよく聞く。「Aをやる奴はBだ!Aをやらない奴はよく訓練されたBだ!」という論法で、相手がAをやろうがやるまいがBであると決めつけるようなやり口を「ジャングルは地獄」と呼ぶらしい。例えば「被ブックマーク数にこだわるのは執着だ!」「被ブックマーク数にこだわないのはよく訓練された執着だ!」という論法をもってすれば、「どうこう言おうが貴様はブックマーク亡者なんだよ」という決め付けを押し付けることが出来る。どうやろうともアクセス亡者。これはひどい。
 
 だが、「どっちに転んでもお前は○○」という決め付けを、自分自身に適用して思い込めるなら、逆にジャングルは天国、になるんじゃなかろうか。例えばブックマークの数に関しては、以下のような思い込みを働かせることが出来れば、常に頭のなかはβエンドルフィンでお花畑になれる、はず。
 
「俺のエントリがブックマークを集めてホッテントリになるのは、俺のエントリが優れているからだ」
「俺のエントリがブックマークを集めないのは、俺のエントリが優れ過ぎていて皆にはまだ理解できないからだ」

 
 もし、このような「どっちに転んでも俺は優れている」という考えを持つことが出来れば、その人はジャングルは天国、どうあっても頭の中は芥子畑ということで、いつもケラケラしていられよう。彼が書くエントリはいつも法華経の如く優れている。人が群がるのもそのせい。人が群がらないのもそのせい。もし俺のこと馬鹿にする奴がいたら、そいつは頭が悪いだけのことだ。...幸せそう。
 
 尤も、こんな主観ゴリ押しの考えを通すには、(良きにつけ悪しきにつけ)ある種の思い込みの強さが必要になる筈で、誰にでも出来るものではないだろう。だが、他人に対してジャングルは地獄メソッドを押し付けることが出来る程度に決め付けの上手な人なら、自分自身に関しても“俺はあたまがいい”という誇大な思いこみの一点張りが可能になるかもしれず、そうなれば毎日が超天才だ。例の場合などは、認められれば厚遇の天才、認められない時は不遇の天才として毎日をエンジョイ!「どっちにしたって、俺のエントリは優れすぎているんだよ!」
 

注意事項

 ジャングルは天国メソッドは、思い込みが醒めたら基本的にアウト、えらいことになると思いますのでそのつもりで。