先日、スルーすることが出来ずについつい言及してしまう人達について短い文章を書いた。
どういう内容のものであれ(ex.失望、怒り、要望、嘲笑)、あなたがわざわざキーボードをかき鳴らして言及せずにはいられなかった、という一点だけとってみても、あなたがその対象に対してどれほどの執着と期待を抱いているのかを証明づけるには十分といえる。
http://d.hatena.ne.jp/p_shirokuma/20070806/p1
わざわざ時間と情念を割いて言及するからには、やはり格別の思いいれなり、引っかかりどころなりがあるのだろう。言及するからには、その言及対象に対して、その人なりに期待するところや願望するところがあったに違いない。
このような指摘に対して、嫌な顔をする人や、抑圧されたと感じた人もあるかもしれない*1。しかし、考えてみて欲しい。「言及しましたね」と言われたぐらいでどうしてあなた達は顔色を変えなければならないのか?「言及しましたね」と言われてオロオロしなければならない理由などあるのか。
「言及しましたね」といわれたら、
「言及しましたが、何か。」と答えてやればいいじゃないか。
「言及しましたね」と指摘されたら
「だって好きだもん」と打ち明ければいいじゃないか。
言及対象に対して、ツンデレな態度をとる素直じゃない人達には難しいのかもしれないけれど、執着するものに執着していると素直に言える人、好きなものや拘っていることに素直に好きと言える人なら、どうということはない。「あなた、言及しましたね」といわれたら、「ええ。」と答えてしまえばそれでいいわけである。言及したことを指摘されたぐらいでゴニョゴニョしなければならない必要性などどこにもない。あなたは好きだから対象に言及したんだろうし、あなたは拘っているから対象に言及したんだろう。だったら胸を張って言えばいいじゃないか。「好きだから言及しました」「気になって気になって仕方が無かったんですよ」と。それで何にも問題無いでしょうに。
ただし、好きなものを好きと言えないツンデレな諸氏においては、そうもいかないのかもしれない。好きなものを好きと言えない人なら、「言及しましたね」と指摘されて「べっ別に、あんたの事なんか気にしてないけど、ちょっと言及してみただけよ!わ、悪かったわね!」と慌てふためきそうだ。いやぁ、ツンデレのなかの人達は大変そうです。
*1:上記リンク先記事に対するはてなブックマークコメントなど参照