シロクマの屑籠

p_shirokuma(熊代亨)のブログです。原稿に追われてブログ記事はちょっと少なめです

むちむちポーク終了

 
 こちらは福多塚町の合戦・むちむちポーク二日目 - シロクマの屑籠の続きです。
 
 雷電IVがリリースされてしまったので「むちむちポーク」は早めにやっつけたかったわけだが、やっつけてみると一周クリアだけなら必ずしも難しいゲームではないという感想が残ることになった。スコアも上がりやすく、残機をストックしても思ったほどはランクの上昇も激しくない。後半のボスはエクステンドで溜めた残機とボムでゴリ押しすれば全く何も回避しなくてすら、撃破することが出来る。実はシューティング初級者が入っていくゲームとして最適な部類に入るんじゃないかとも思った。難度で言えばエグゼリカぐらいの。しかも、暗記すればするほど上手くなる。
 
 惜しむらくは、なんだか意味不明の二周目突入条件。このゲーム性にして、ノーミスクリアが条件ということになるとファンはうんざりしそうだ。しかも、誰かが二周目に突入したら残機増加が(以後のプレイヤー全員に対して)止まってしまうというバグまであるので、他の人への迷惑を考えるとスコアラーの人も二周目がやりづらそう。これだけよくできたゲームなのに、どうしてこんな所で勿体無いミスを犯すんだろうか。ああ勿体無い。とにかくこれでやめることになるので、記録だけは残しておこう。
 

【一面と二面の稼ぎ】
 最初にボム×2無駄撃ち→死亡 の後に思いっきり稼ぐべきなのか、それとも死なずに稼がず進むべきか。もし、稼ぎながらまっすぐ進んでいくと三面途中で残5となってしまい、しかも難度が気になるぐらいに高い水準になってしまう。だとしたら、稼ぐのをおざなりにするか一面で自爆したうえで稼ぐかしたほうがクリアラー的には楽そうだ。四面以降のスコアがうなぎのぼりである事を考えるにつけても、序盤で難度をあげすぎないようにコントロールすることには意味がある、ような気がする。稼ぐ人にはそんなの関係ないだろうけど。
 
【三面】
 やっぱり後半の中型機は手強いと判明。特に地上物ラッシュの後に二機〜三機同時に来るシーンは、ラードアタックが弾切れになりやすく、しかも複数の弾筋が入り乱れやすくハイリスク。業突く張りじゃない人なら、ボムを考えてもいいんじゃないだろうか。
 
【三面ボス】
 黄色機体でやるとパーツ破壊の相性が悪く、かなり強くなることが判明。ゆっくりとした緑弾を短いスパンで撃って来る攻撃は難度が高く、スクロールアウトに失敗すると結構怖い。今まで馬鹿にしていたが、意外とミスを誘いやすいボスかもしれない。油断しないでいこう。
 
【四面】
 この面がやっぱり天王山だよなぁ。スコア稼ぎの面でも、残機温存の面でも、ボスの強さという意味でも。
 
・4面中ボスその1:状況的には、ラードアタック不足気味で戦うことに。ボス主砲はタイミングを計れば発射方向と自機の移動方向を逆に出来るので、管制可能。隙間の小さい扇弾も、ランクを上げすぎていなければ中抜けしやすい。第二段階も、主砲回避のタイミングを計算に入れたうえで予め弾の間を抜けていく道を想定しておくと割とルーチンな感じになる。
・4面中ボスその2:直前の地上中型戦車二台で予めラードアタックを使い切っておいて、ボス正面でBボタン貫通攻撃onlyで攻撃すると、(脇のほうの拡散弾を除いて)一度に一種類しか攻撃を仕掛けてこない。レーザーも、単体攻撃一ならそう恐れるものでもないわけで、この真正面戦法をマスターすれば思いっきり楽になる。
・高速機地帯:どうやら、高速機の真正面に撃ち込むと赤機体ではまずダメらしい。逆に言えば翼を狙えば結構いけるわけで、翼にしか当たり判定が無い、ぐらいの気持ちで撃てば安心。黄機体なら、結構柔らかく頂くことができる。
 
【4面ボス】
・4面ボス第一形態
 いきなり左右の広角自機狙い弾連射が辛い。片方だけを破壊するのは容易だが、もう片方が残っていて、且つそちら側をぐるりと廻らなければならない時には非常に死にやすい。第一形態の他の攻撃が(一応)ボム無しでもいける事、第二形態の攻撃が(一応)ボム無しでもいけそうな事を踏まえて、ボムがあれば使って抜けておくってものだろう。ただし、練習と機体次第では先制攻撃で両側の砲台を破壊できる余地は残っているかもしれない。ただし、左右の砲台を破壊して広角弾をなくしても一応油断すれば死ねるので警戒は必要。
・4面ボス第二形態
 一応全攻撃がノーボムで回避可能だが、毎回そんな神経戦を耐えるのはかなり無茶だと思う。ボムがあれば使ってしまったうえで、正攻法で出来る限り戦うといい感じ。
・4面ボス第三形態
 最初のガトリング攻撃から終わっている。今のところ、ボムを撃つ以外に有効な方策は見出されていない。次の超広範囲超高速弾攻撃は、ボスとの位置関係次第では見当違いの方向に飛ばすことが出来そうだが、これも多分に無理がある。結局この形態はボムを使ってごまかす以外に方法が見出せない。稀にガトリングの切り替えしが効くことがあるが、自分の腕ではまぐれ。
 
【五面】
 大ボムをくれる地上物探しがまだ終わっていない。序盤のやつ以外では、どいつが持っているんだろう?赤レーザーを撃って来る砲台は侮れない。特に、二連高速弾を撃って来る中型ヘリと絡む場面など、動きが制限される場面では鬼のように手強い。二連高速弾を撃って来る中型ヘリの登場するあたりは五面道中のなかでずば抜けて死亡率が高い。
 中ボス二体は、どちらもボムを節約できないことはないけれども死んでしまう可能性を排除出来ない程度には強い。でもボムチップがあれば撃ってしまって何の問題も無く、しかも一回ボムを撃てば大体は問題が解決する程度なので悲観する必要もない。
 中ボス後は、スコアを稼ぐチャンスが目白押しで、難度もそれほどではなく、ボムチップも適度に補充可能。ボムを溜めようとか思わない限りにおいては、ボムを併用しつつ、残機を稼ぐことが可能だろう。ボムを溜めなくても残機が溜まればボムが溜まるのと同等以上の効果があることを忘れず、生きて生きて稼げば良いと思う。
 
【五面ボス】
 正直、あんまりわかんない。わかんないけど残機を三つほど持っていけば力押し出来るということまでは分かっているのでごり押し可能。真面目に避けると、第一形態のキャベツ攻撃や第二形態のキャベツ混合攻撃がかなりヤバい。でもボムを撃てば問題は解決するので、きっちり残機を残して挑めば問題ない。
 
【やめて雷電IVに逝きます】
 やり始めた頃は難しい感じがしたけれども、終わってみると(二周目を狙わない限りにおいては)簡単な印象が残る。これはもう、終盤の残機増やしが実現出来るようになったが故だろう。四面と五面で合計六機増えるとか、普通あり得ない。でもそれが可能でボスがごり押し出来ちゃうので、ただクリアするだけなら余裕ある攻略が可能だし、スコア稼ぎもとっつきやすそうだ。二周目が(システム面でも)終わっているので、さっさと諦めて雷電IVに移行することにしよう。