シロクマの屑籠

はてなダイアリーから引っ越してきた、はてな村の精神科医のブログです。

進化論、という響きは罪作りなんだろな、きっと。

 
 進化論という言葉の響きも誤解を招きやすいものだと思う。確か、グールド博士やダイアモンド博士とかも、この響きのまずさについて言及してたよなぁ。進化という単語は、発展する、高度化する、というニュアンスをなかなか免れることが出来ないので、洞窟のなかで退色したり目を退化させたりする種について誤解を招きそうだ。あと、まるで「生物種」なり「遺伝子」が意図を持って前進しようとがんばっているような擬人化を呈しやすそうな点もまずいかもしれない。擬人化は理解を促進することも多いけれど、個の遺伝子の淘汰に関する理解は多分、擬人化以外の喩えのほうが危ない誤解を回避できそうな気がする。
 
 じゃあ淘汰論。これならどうだろうか。でも淘汰は淘汰で誤解を招きそうな表現のような気がする。プロの人達は、この辺りどう考えて今後どのように対処していくのかな。ネオダーウィニズム一択ですか?うーん、人名カタカナしかないのかなぁ。