シロクマの屑籠

はてなダイアリーから引っ越してきた、はてな村の精神科医のブログです。

ホント、誤読もいいところ。程度の低いバカですね。

 
 「ホント、誤読もいいところ。程度の低いバカですね。」
 
 ※この呪文は精神安定剤として機能しますが、使用には細心の注意が必要です。
 
 2chなりブログなりSNSなりに書き込んでいる人なら、自分が書いた文章を誤解された挙句に罵倒された経験をお持ちなんじゃないでしょうか。または、文章の主旨・文脈を全く無視して、本当にどうでも良い重箱の隅を突いて勝利宣言している人にうんざりしたこともあるんじゃないでしょうか。自分の文章がネット上で読まれる際、“どうにもならないおバカさん”や“電波”がレスポンスを返してくる確率が必ず存在していますから*1、確率論の帰結として、あなたの書いた文章が目に付けば目に付くほど、困った人の襲撃に遭遇することも増える筈です。
 
 そして、いかに頓珍漢なレスポンスといえども、罵詈雑言を直に受け取り続けていてはあなたの神経がもちません。とりわけ、何事にも誠実でありたいと思い込む処世術を採用しているような、善良なあなた様におかれましては、一つ一つの罵声が五臓六腑に染み渡る(嫌な染み渡り方だ)というものでしょう。善人を装うのも重要ですが、神経を磨耗しちゃいけませんよね!
 
 そんなあなたに今回お勧めしたい魔法の呪文が、これです。
 
 「ホント、誤読もいいところ。程度の低いバカですね。」
 
 愚かしいレスポンスや、揚げ足取りのくたびれもうけな中傷を発見した時、スルーする際にこれを呟いてください。声に出して詠唱することをお奨めします、そうしないと、この呪文の効果が半減してしまいますから。さあ、大きな声ではっきりとどうぞ。

 「ホント、誤読もいいところ。程度の低いバカですね。」
 できましたか?
 
 この呪文を唱えれば、あなたは精神防御に+20%の修正を得ることが出来ます。効果は一時間前後。どんな誹謗中傷も、この呪文があれば、侵襲的な「コトバのぼうりょく」も威力半減、あなたのくだらない面子メンタリティはしっかりと守られることでしょう。どんなに優れた文章を書いたつもりでも、いつもいつも罵倒と批判に曝されているような、報われないあなたにこそ、この呪文をお勧めしたい。
 
 しかし残念ながら、この呪文にも副作用があります。精神防御のボーナス修正と引替えに、あなたは外部からのインプットに-20%のペナルティを得てしまいます。いちばん愚かなのがじつはあなた自身で、周りの人達が賢明なアドバイザーである場合など、この魔法の呪文を使いまくっている人はいつまでも愚かで意固地な姿を曝し続けることになるのでしょう。この呪文に頼りすぎた挙句、反省しない猿以下のダンゴムシまで堕ちた輩をあなたも見かけたことがありませんか?確かに便利な呪文ですが、用法・用量を守って正しくお使いください。
 
 なお、類似した効果のものに
 「負け犬どもがようやるのう」「惨めですね」「○○乙」
 など様々な呪文が存在しますが、用法は概ね同じです。ディスプレイの前で、声に出して詠唱すると効果アップなところも共通していますので、因果が祟って自業自得苦しい時にはディスプレイにむかって大きな声で唱えましょう。
 
 勿論、こんな黒魔法を唱えていることは、あなたと私だけの秘密ですよ!家族やお友達にバレたら、きっと品性を疑われてしまいます。オンラインコミュニケーションに限定して、暗い部屋でこっそり、ディスプレイの前でブツブツ詠唱するのが、あなたにお似合いの詠唱スタイルと言えるでしょう。
 

*1:勿論、沼には沼に集まりやすい生物が、墓地には墓地に集まりやすい怨霊がいることでしょう。自分がどこでどんな文章をアップロードするのかが、困った人の斜め上攻撃の確率に影響する、とは思います