シロクマの屑籠

はてなダイアリーから引っ越してきた、はてな村の精神科医のブログです。

女や年少者だというだけで、相手を軽んじたくない…が。

 
 相手が女だからとか年少だからとかいった理由で、コミュニケーション対象を軽視したり、手加減したり、甘く見たりする事を私は避けようとする。そのような蔑ろは、かなり勿体ないことであり、大いに失礼でもあり、なにより極めて危険だ。年少者や、異性を、侮ってはいけない。全力で、必死になって、微塵の手加減もせずに対峙しなければならない。彼らとて、魂の宿った一介の人間であり、私の保有しない経験と能力を有した、他人なのだから。
 
 侮りの精神・疲労・怠惰といったものから彼らを蔑ろにした時、私は手痛いしっぺ返しをくらったり、みえざる政治的損失を被ったり、荒削りのチャンスを見逃したりすることだろう。名札に書かれた先入観だけを評価手段に用いるのは、センター試験の点数だけで知性を評価するのに似て、取捨選択の方法としてやはり拙劣だ。相手の手札をスキャンする事はそれ自体コストを要することとはいえ、対象の手触りを出来るだけ近くで確認して、駄目出しなりベタ褒めなりしたほうが、遙かにマシな評価が出来ることだろう。*1。さて、私の場合はどの程度までこの理想に近づけるのだろう?かわいい文章のネカマ風情に瞞される程度の、この間抜けな私の場合には。
 

*1:ただし、「女子高生」「大学教授」などといった名札なりバイアスなりは、既に常にそれ自体が能力である事も認めなければならない