シロクマの屑籠

はてなダイアリーから引っ越してきた、はてな村の精神科医のブログです。

去年の冬コミでメモった観察記録

 以下は、2005年冬コミ男性向に関するメモ。
 
・往来をうろつく男女比は、八対1ないし九対1。
 女性参加者が多いという話をしつこいぐらい聞くが、男性向の日に関しては男性圧倒的。販売者のほうは女性が若干多いのは認めるが。
 
 ・二十代前半から後半が中核。
 歳くった人もいないわけではないが、やはり二十代とおぼしき人達が中核。注目すべきは、購入者よりも販売者のほうが相対的に高齢である事、そして女性が多いことだ。
 
 ・バンダナ頭部巻きが多い。
 根絶寸前と言われているバンダナだが、全然そんな事は無い。いーっぱいいます!(この日天候が雨だった事も、バンダナに味方したとは思う。)
 
 ・紙袋、リュック、カート。
 みんなよく訓練されているなぁ。以前に比べると、企業ブースで貰えるような「二次元美少女丸出し」の紙袋の露出が少なくなったような気が?

 ・男性参加者の服装
 目的が目的だけに、機能重視が多く、総じてオタクらしい服装をしている。2005年夏〜冬の秋葉原でみかける恰好に比べると、明らかに一回りソレっぽい。
 
 ・女性参加者の服装
 女性はコスプレやってる人が相対的に多い。その他は、ひらひらした服装か、すっぴんか、ビジュアル系が比較的多い(オタだ!)。エゴイストに売ってそうな恰好はそっち系の女性は極度に少ない。MOREっぽい恰好なら幾らか混じっている。
 
【考察】
 改めて眺めてみると、男性オタク達の恰好が大変オタクっぽくて凛々しい事に驚く。普段の秋葉原よりも、一回り垢抜けないというか、まるで2000年前後の秋葉原にタイムワープしたような男性オタクファッションが戻ってきたようだ。この原因は何か?ひとつには、コミケだからということで機能性重視の装備に切り替えている、という可能性はあり得るだろう。一方、もう一つの可能性としては、都会オタクと田舎オタクのファッション価格差の影響も考えられる。即ち、実は秋葉原を闊歩するオタク達のファッションレベルは地方のソレよりも高く、地方オタクが大量流入するコミケにおいてはファッション水準が秋葉原のものより下回る、という可能性である。現在、秋葉原は物見遊山に訪れる全然オタクじゃない人の割合が高まっており、この事も秋葉原を歩く人の服装レベルに影響を与えているかもしれない(もうオタクだけの街じゃないって事か!)。
 
 ともかく、2005年冬のコミケ会場においては、現在の秋葉原に比べて古典的なオタクファッションを多く見かけることが出来た。今回の夏コミにおいても観察を行い、オタクの生態や服飾に関するフィールドワークを続けたい。