シロクマの屑籠

はてなダイアリーから引っ越してきた、はてな村の精神科医のブログです。

自由化は、その分野の強者によって提言される

 
 古来、自由化を説いた人というのは、その分野における強者と相場が決まっている。商人達にしても哲学者達にしても、彼らは自分お得意の分野における自由を口にし、不自由を蛇蝎のように忌み嫌う。だってそりゃそうだろう。彼らはその分野で自由化が進めば進むほど、ヒエラルキーのなかで偉くなる事が、ライバル達に差をつけることが適うのだから。

 その分野における弱者が、自由化を求めた類例はあまり無い。これからも少ないだろう。
 
※尤も、資本家の懐を肥やす自由を、奴隷が主張することはある。勿論このような主張は、上位者によって煽動されたものに違いないのだけれども。