シロクマの屑籠

p_shirokuma(熊代亨)のブログです。原稿に追われてブログ記事はちょっと少なめです

 
 今日は珍しく午後がduty freeだったので思い切って上京してみる。なんやかや言って、東京に行かなければ手に入らないものや見ることの出来ないものは数多い。食・音楽・オタクコンテンツ・書籍・アルコールなどの取り揃えにおいて、中央と地方の差は歴然としている。田舎にはないものをまとめ買いしようと思うと、時間とお金が幾らあっても足りやしない。今回はあくまで、1/12の日記に書いたような、比較的廉価な普段用のコートに狙いを絞ろう。ついでに春物でも良い品があれば捕獲か。春物が出回っているから残り物漁りということになるだろうが。
 

  • 服装

 東京駅から近いというだけの理由で銀座を選択。本当は新宿回りたかったのだが。平日の真昼間に銀座を歩くのは初めてだ。背広姿の格好良いお兄さんが沢山いる。精悍な顔立ちの二十代後半〜三十代後半の男性が多く、とても参考になる。ところどころ私服姿の男性の姿もみられるが、ウホッいい男ばっかり。顔の形態を問わず、表情や姿勢が凛々しい。随分参考になる。やっぱり30前後で服飾に気を配っている男性をみられるというのはとてもおいしい。見渡す限り教材だらけで、頭を休める暇も無い。
 
 ・アニエスべー
 相変わらず格好良い服ばかり売っている。私があと五歳若いか、あと5kg痩せていたら是非使いたいすげぇ綺麗なラインの服を発見(´・ω・`)みーてーるーだーけー。アニエスの服は品物そのものは圧倒的に綺麗だが、必要レベルの高い商品が多すぎるのが悲しい。色白細身の美男子ならバッチリかもしれないが…。
 ・ヨウジヤマモト&Y'S
 相変わらずいいはいいんだけどボクじゃ使いこなせなげな服がいっぱい(´・ω・`)。うーん、買ってもメンテや着こなしでアウトだろう。年齢が高くても使えそうなラインが多いだけに、これからもちょくちょく目は慣らすようにしよう。
 ・グッチ
 大通り沿いにでかい建物をボカーンと建設中だった。何軒建てれば気が済むのだろう?でも歩き回る範囲内に建つので、行ってみよう。
 ・SHIPS
 工事用のライトバンが止まってました。3月にリニュアルオープンらしい(´・ω・`)。
 
 結局本日のお買い物は結局二品。UAで麻のマフラーを買い、カルバンクラインで値崩れ起こしてる冬物ジャケットを買ってコートの代わりとした。どうしてもコートじゃなきゃ駄目な時こそは、一張羅着ればいいんだし。セールでも売れ残った可哀想な奴だけに、デザイン性では凡庸な印象がなきにしもあらず。とはいえ田舎で普段着る分には十分耐えてくれそうだ。カルバンクラインで服を買うのは生まれて初めてで、ちょっと驚いている。なんだ、案外これは使えるかもしれない?!今度上京した時にもちょっと寄ってみよう。
 

  • 音楽

 音楽でも東京はいいCD屋さんがいっぱいだ。Amazonに無いようなヘンな品物が転がっている可能性に賭けてフラフラさ迷う。テレマンのリコーダー組曲と、グレゴリオ聖歌を購入する。たいていの田舎のCD屋はバッハ以前のレパートリーは弱いのでありがたい。今このテキストを打っている最中も、リコーダーがピーヒャラ鳴り響いている。とてもなごむ。
 

  • シューティング

 ちょっと時間があったので秋葉原のHeyに行ってエスプガルーダ2をやる。ホームグラウンドのゲーセンとジョイスティックが違うので、細かい操作がうまくいかない。こんな時は、プレイ序盤が楽で後半がキツいキャラでプレイすると先に進みやすいと経験的にわかっているので、素直にアゲハを選択する。精密操作が出来ない分、プレイが慎重になって異様に危なげない。結局、クリアラーの模範のような超安定プレイに終始する。しかしアウェーの空気ってのはいいもんだ。ジョイスティックや画面の明るさも違うし、Heyは特に色んなゲームの上手な人がいるし。ホームグラウンドのゲーセンと違う空気&プレイに触れるひとときは、アーケーダー冥利に尽きる(俺みたいなレベルであっても)。
 
 今回の東京滞在時間三時間三十分。疲れはしたけど無駄の無い充実したひと時だった。今後の服飾整備について考えをめぐらすことも出来たし、古い時代のCDもゲットしたし。これで暫くは上京しなくても大丈夫だろうか。