いやぁ面白いモン見せていただきました。
知的なブログの書き方 - ARTIFACT@ハテナ系
自分も注意しないとまずいかもと思いつつも、私以上に、どうでもいい事をわけわかんない言葉で表現したがる人達がいるということはようく知っている。テキストサイト時代も、ブログやはてなの世界でも、絶えることなくいるということをよーく知っている。レトリックってやつは、不必要な誤解を招かずに*1出来るだけ的確に読者に言いたいことを伝える為の技術だと私は思っているし、だからこそ修辞学なんてものを勉強するのもそれなりに役に立つと思っている。しかし、難しいレトリックは「俺様が知的であること」や「けむにまく」ことを狙って用いることだって出来るし、実際そうなんじゃないかと疑うケースは絶えることが無い*2。
どうしてそんなことをわざわざそのテキスト生産者はしなきゃいけないのか?レトリックや誤読を減らす為の修辞ならともかく、そうじゃない修辞は誰の為の、何のためのものなのか?私はその背景にある(テキスト生産者個々の)心的要請に興味を持っている。興味を持ってはいるけど、質問してまわるのもおかしいので黙ってみていて、そういうテキスト生産者に特有の共通点でもないか嗅ぎ回ってみようと思っている*3。
個々のサイトさんなりblogさんなりにリンク貼りたいけど、面倒なのでARTIFACTさんとこだけに。ARTIFACTさんの凄いところは色々あるけど、こういう関連テキストを順序良く並べてまとまった一つのコンテンツ群に見事に編集して、そこに過不足無いコメントを付け加えているところはマジ凄いと思う(また、そういうエネルギーと時間を要する作業をやってくれるのもありがたいと思う)。だからこそ沢山の人が飽きずに文章を読んでいるんだろうし。これからも楽しませてもらおうっと。