シロクマの屑籠

はてなダイアリーから引っ越してきた、はてな村の精神科医のブログです。

【彼らは純愛を口にする】

【彼らは純愛を口にする】
 
 「僕は不特定多数の異性と付き合うなんて汚いことだと思うし、純粋で穢れのない異性と、純粋で真面目なお付き合いをしたいと思っています。」
 
 これがどれほど門戸を閉ざした狭いものなのか、そして彼らの侮蔑するところの一般的な男女交際と比べて難しく希少で高難易度のものなのかに、彼らの多くは無自覚である。また、こうした異性とこうした交際をするには、自分自身も相手の女性もきわめて高いスペックを要求されるという可能性への危機感も乏しく、純粋で穢れのない異性という「属性」は異性獲得競争のなかで競争率の高い希少種であることにも着目がみられない。
 
 彼らは、いわゆる恋愛巧者ですらしり込みするような難しいことを希求している。実戦経験が乏しいにも関わらず、である。