シロクマの屑籠

はてなダイアリーから引っ越してきた、はてな村の精神科医のブログです。

 
 子どもに殺意を抱いていたり、精神的な変調を来たしているのでない限り、すべての親は「我が子は健康であって欲しい」と願っている。
 
 いい歳まで健康に育ち、社会的にもそこそこ安定した暮らしを手に入れた人たちは、親のこうした願望に感謝を捧げる。だが、そうでないより若い人達や、不安定or不健康な生活を余儀なくされている人達は、この願望に怨嗟の声をあげる。
 
 あくまで推測だが、健常な親はすべからく「我が子は健康であって欲しい」と願っていると思う。結果としてその願いは多くの子ども達に適応促進的に働くことだろう。だが結果はあくまで結果であって、動機がどうなのかは定かではない。その祈りが誰の為の祈りなのなのか、どうやって見分ければよいのか*1

*1:見分ける必要は無い、という意見が一番穏当な気がするけどね