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シロクマの屑籠

はてなダイアリーから引っ越してきた、はてな村の精神科医のブログです。

私って“尖った”ブロガーですか?

ご好評を頂いている融解するオタク・サブカル・ヤンキー ファスト風土適応論に、今回、心理畑の方から感想を頂き、びっくりしました。ありがとうございます。 http://d.hatena.ne.jp/sutare/20141009/p1 リンク先がそれです。書籍の概略をしっかり紹介してい…

人生の友としてインターネットをどう取り扱うか

最近、インターネットの使い方が難しいと感じるようになってきた。それなり、ネットユースについては注意深くあろうとしていたつもりだけれど、見積もりが甘かった。いずれ、ついていけなくなるような気がする。 ネットは、思ったよりも簡単じゃない。 「そ…

忙しさのなかで「自分がつくられていく」感覚

ブログを書いている時間が惜しい時ほどブログを書きたくなるのって、なんなんでしょうね。それはさておき。 毎日、やる事がたくさんあって休む暇も無く働き続けていると、「自分って何?」「自分のやっている事の意味」とか悩まなくなってくる。 やらなけれ…

栄華を誇った人でさえ、唐突に死んでいく

理研の笹井さんについては、これまでも、これからも多くの事が語られるのだろう。STAP細胞云々については、特に書く事は無い。ただ、大きな才能の消失を悼むより、期待も予測もされなかったはずの一個人の死に、頭を垂れたい。 ニュースを知った時、世の無常…

現在の常識は未来の非常識

2030年、老人も自治体も"尊厳死"しかない | 真のリベラルを探して | 東洋経済オンライン | 新世代リーダーのためのビジネスサイト リンク先の文章を読んで、「ああ、やまもといちろう さんも近未来にディストピアを想定していらっしゃるのか」と、納得した。…

「暗記のカラクリ」に馴染むまで、基礎医学は悪夢だった

なんとなく医学部に入った人は多いんだろうな 私もなんとなく医学部に入った後、基礎医学に散々苦しめられたクチなので、何度も頷きながら読んだ。 リンク先の筆者は、数学のテストで公式を自作しながら解いたという。私はそこまで器用じゃなかったけれど、…

イケダハヤトさんの煽りキャラは、何歳まで有効か

イケダハヤトはなぜ嫌われるのか? エレファントブックス新書作者: イケダハヤト出版社/メーカー: エレファントブックス発売日: 2014/06/01メディア: Kindle版この商品を含むブログ (1件) を見る 先日、電子書籍のエレファントブックスさんから「新刊が発売…

地域社会で見かけた「謎の余所者」

じきに忘れてしまうのが恐いので、今のうちに文章化を試みておく。 私が子ども時代を過ごしたのは、いかにも「地域社会」っぽい集落だった。成人達にとって、しがらみは大きかっただろう。それでも、いわゆる「家格」的なものが支配的ではなくなっていたので…

移民を前提とした先進国/移民を前提としない新興国、それぞれの少子高齢化

「ファスト風土が、末端から壊死していく」 - シロクマの屑籠 上記の続きとして、少子高齢化にまつわる文脈やお国事情の違いを意識しながら、まとまりの無いことを書いてみる。 宗教や民主主義などもそうだが、ある思想やシステムを別の国に移植すると、移植…

「ファスト風土が、末端から壊死していく」

極点社会 ~新たな人口減少クライシス~ - NHK クローズアップ現代 先日のNHK 『クローズアップ現代』は、東京への一極集中と過疎地の消滅、そして日本全体の出生率低下についての特集だった。かじりつくように視聴した。 地方の幹線道路沿いに住んでいると…

「弱さ」は悪ではない。苦ではある。

弱いことは悪なのか : web-g.org リンク先では、父親による子殺しのケースを提示しつつ、「弱さ」は悪か否かを読者に問いかけている。「自分ならどう答えるだろう?」としばらく考えるうちに、「弱さ」は悪ではないけれど、「弱さ」を抱えながら生きていくの…

今、インターネットおじさん(おばさん)として問われていること

インターネットおっさんとしての生き方 ~36歳を迎えて | @raf00 リンク先は、黎明期からインターネットと付き合いながらおじさんやおばさんになった人には無視しにくい文章だ。 かつて、インターネットは若者の国だった。少なくとも、マスボリュームという…

次の思春期のために。次の次の思春期のために。

Marginal Soldier: 大人になんてなりたくない:「若作りうつ」社会 拙著「若作りうつ」社会 (講談社現代新書)をお読み頂き、ありがとうございました。ご感想を拝見しながら、年の取り方と未来について、箇条書き的に書き連ねたくなったので、やってみます。 …

「“「若作りうつ」社会”を読んだ。」を読んだ。

”「若作りうつ」社会”(シロクマ先生の新著)を読んだ。 拙著に早くも感想を頂きました。匿名ダイアリーですが、筆者はid:internusさんとの事です。ありがとうございます。 拙著を手に取られる方って、たぶん三十代〜五十代ぐらいと想像していたので、二十代…

PVの金貨、PVの銀貨、PVの銅貨

このブログの年間PV数は、かなりショボい。 大手ブログにはほど遠く、中堅ブログを名乗るのも難しい。 けれどもこのブログのお陰で、私はたくさんの知己を得て、有意義な意見交換をさせて頂き、単著を出すこともできた。もし、PV数が絶対的基準だったとした…

google検索の神様は誰を贔屓して、誰を見放すのか

「ググレカス」が世界を変える/ネットのコンテンツは「紙と放送の時代」と何が違うか。 - デマこい! Rootportさんは、テクノロジーの進歩・事物の明るい部分をブログに書かれることが多くて、それは好ましい性質だといつも思う。『デマこいてんじゃねぇ!』が…

土人というより「土人的な」。ヤンキーというより「ヤンキー的な」。

Marginal Soldier: 土人の国のクリスマス リンク先の文章は、日本の地方の生活から目標が失われ、刹那的な欲求によって衝き動かされる生活が蔓延しつつあると指摘している。正午さんは厳しいレトリックが用いてらっしゃるが、論旨そのものはそんなに間違って…

雑誌『クオータリー マグナカルタ』に“なぜ私達はモテたいのか?”を寄稿しました

クオータリー マグナカルタ Vol.05 WINTER 2013作者: 島地勝彦出版社/メーカー: ヴィレッジブックス発売日: 2013/12/20メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る クオータリー マグナカルタ Vol.05 WINTER 2013 http://villagebooks.co.jp/books-l…

今年一年、ブログを書く目的や欲求のアップデートを怠っていた

諸般の事情によりブログをやめざるを得なくなった。――はてな匿名ダイアリー 2013年も終盤に入ったので、自分のネットライフを振り返ってみる……と思って下書きをまとめた直後に、気になる文章をはてな匿名ダイアリーで見かけた。「惰性の兆候」「終わりの始ま…

福祉は生きる意味や赦しを与えてはくれない

こちらの宗教記事に、“空飛ぶスパゲッティーモンスター教”の方から、ネタ記事をトラックバックして頂いてとても面白かったけれど、ちょっと考えさせられるフレーズがあったので、まとめてみます。 でも、福祉やらなんやらが発達した現代では宗教の役割がかつ…

私のなかでは、科学と仏教はあまり喧嘩してません

神さまの殺しかた/宗教にハマらずに生きる方法 - デマこい! リンク先によれば、宗教観についての話題が盛り上がっているらしい。宗教で熱くなれる人が、インターネットという、テクノロジーに立脚したフィールドにそんなに存在するのか!唾を飛ばして宗教…

本棚は教養の生態系

三年ほど昔、はてな匿名ダイアリーに『強くなりたい新大学生が本当に読むべき本100冊』という記事がアップロードされていて、たくさんの人からボコボコに非難されていたのを見かけた。 読んで面白い本も含まれていた反面、“この100冊を大学生活のうちに読み…

『……父さん、承認欲求欠乏性にかかって……』

アムロ「父さん」 テム 「おう、アムロか」 アムロ「…父さん」 テム 「ブログのアフィはどうだ?順調なのか?」 アムロ「…は、はい。父さん」 テム 「うむ、来るがいい」 アムロ「こ、ここは!?」 テム 「twitterというところは情報を集めるのに便利なので…

もし、騒動を起こす素養をアルファブロガーって呼ぶなら、そんなにいいもんじゃない

さらば、「はてな」よ。 - 団劇スデメキルヤ伝外超 サードブロガーに、なりませんか。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。 今日は忙しいので私信をザーっと書く。

いい歳の男が危険運転を書き込んでいるんだから、「こういうの、いけない」って言わなきゃダメだろ

高度な情報戦はとっくに始まっている - あざなえるなわのごとし 先日、ネットウォッチャー界隈では有名なotsuneさんが暴風雨のなかで時速100kmほどで首都高を運転して事故を起こしたブログ記事がアップロードされた。記事のタイトルは「10年に一度の大型台風…

夢を忘れた大人になってしまった。

見たい夢が想像できなくなってしまった。 ここでいう夢とは、寝しなに頭のなかにぼんやりと浮かべる、気持ちの良い空想や夢想のことである。 昔から俺は、寝しなに気持ちの良い空想に耽るのが大好きだった。それほど不幸な小学生だったわけではないにしても…

ああもう、イライラするな、どうして国道沿いは2000年で時が止まったような書き方するんだ

地方論の反応に対する反応みたいなもの - ボンダイ わかってないな、というかこちらの書き方が悪いのかもしれないので補足する。 どうして国道文化愛好家にして田舎者の俺がイライラしているかっていったら、あなたの記事が国道沿いを「ゼロ年代、それもだい…

ブログが痩せてきた

ブログが痩せてきた。 この二ヶ月ほど、ブログもインターネットも5割運転を続けざるを得なかった。それで痛感したのは、自分の精神生活に占めるブログの割合は予想以上に大きく、「やっぱり俺はブロガーだった」ということだった。ブログを書くことで、脳を…

しばらくネットを離れ、文章修行に明け暮れていて思ったこと

ここ3ヶ月ほど、オフラインで文章作成する案件が立て込んで、インターネットが一日30分程度の毎日が続いた。くだらない揉め事、言及するほど損する議論、誰かを批判する時だけ七色の光を放つアカウント……そうした、非建設的なネット興行を全部脇に置いて、…

「ばあちゃん、ありがとう」

ゆうべ、死んだ祖母が夢の中に出てきた。まだ髪を黒く染める余裕のあった頃の祖母で、かつて私が子どもだった頃に向けていたのであろう、あの柔和な笑顔を浮かべて出迎えてくれた。眠りが浅かったのか、夢のなかの私は祖母が他界していることを前提に話しか…

自称「僕はネットの事情通」を気取っている人は

ネット上で「僕はネットの事情通」を気取っている人達を見ていると、週刊誌*1を何冊も購読し、それで世の中の仕組みやウラガワを分かったような事情通になっているおじさんやおばさんをついつい連想してしまう。ネット上なので、フライデーや週刊現代やanan…

お言葉ですが川上会長、会長は十年前とは別人ですし、十年後も別人ですぞ。

ネットに木霊する叫び - 続・はてなポイント3万を使い切るまで死なない日記 リンク先を読んで、共感するところと「いや、違う」と思うところがあったので書き綴ってみます。 id:kawangoこと川上会長さんは、十年前の自分も現在の自分も基本的には変わってい…

「今年の漢字」はいつから現実逃避のアイコンになったのか?

2012年、“今年の漢字”に選ばれたのは「金」だった。 2011年は「絆」。 これらが、それぞれの年の事実の一部分を示していることは否定しない。2012年のオリンピックで金メダルがたくさん取れたのは事実だし、2011年の大震災で絆が改めて意識されたのも事実で…

正論、説教について――『ロスジェネ心理学』を書きながら考えていたこと

http://lkhjkljkljdkljl.hatenablog.com/entry/2012/12/11/170141 ブログって何を書いても構わないんですが、新規に何かを書き出すのって、意外と難しく感じます。私の場合、特定の誰かの記事に言及したり手紙を書いたりするほうがスッと言葉が出てきます。…

「健康で文化的な最低限度の生活」に必要なのは、カネやモノだけなのか

中学校の公民の授業で、「健康で文化的な最低限度の生活」について習ったのを覚えている。生存権とか、あのへんの話だ。日本国憲法では「健康で文化的な最低限度の生活」が保障されていて、過去には裁判で争われたこともあった、という。 現在も、生活保護や…

素人が増えただけで仕事を失うプロなんて、淘汰されるしかあるまい

ネットによって文章を書くようになった人たちは消費者でもなくクリエイターでもなかった - Togetterまとめ 上記のまとめを読んでいると、なんとなく、「うんうん、その通りだね。プロの社会的価値を下落させる何者かを、“あるべき顧客の姿”に戻さないといけ…

なぜ非モテ論議が衰退していったのか――非モテ同人誌『奇刊クリルタイ』を振り返りながら

※警告!:このタイトルを見て興味が沸かない人には、今日の記事は全くおすすめできません。 なぜ、はてなから「非モテ」の話題が消えたのか - Attribute=51 何も終わっちゃいねえ!何も!言葉だけじゃ終わらねえんだよ! - あままこのブログ 非モテ論壇より…

「我々は一人のはてなダイアラーを失った。」

http://anond.hatelabo.jp/20120616105328 我々は一人のはてなダイアラーを失った。しかし、これは敗北を意味するのか?否!始まりなのだ! twitterやFacebookに比べ、我が(株)はてなの国力は30分の1以下である。 にもかかわらず今日まで戦い抜いてこられた…

いつも見聞きしているアカウントが消えてしまった事について/はてな村の隣人がまた一人減った…。

本日、『なんかねー、ブログ消した。』から始まる以下の文章をはてな匿名ダイアリーで見かけた。 http://anond.hatelabo.jp/20120616105328 上記が投稿されたのとほぼ時を同じくして、はてなid:nakamurabashiさんのblog『G.A.W.』の記事が読めなくなり、同一…

時代の最先端としての田舎。

時代の最先端としての田舎。 もちろん田舎が流行の最先端だと言いたいわけではありません。でも、見方によっては、下手な都会人より田舎者のほうが時代の最先端を行っているというか、未来を生きているなぁと感じてしまう瞬間があります。どちらかというと、…

最悪なのは、ネットじゃなくてあなたのダメージコントロール能力なんじゃないですか?

最近、いい感じの発言が増えていたid:amamakoさんが、いつもの悪い癖が出て「ぼくはいじりに弱いんだから特別に保護されるべきだー」的なことを村道で叫んでいたので言及してみます。 ブログを非公開にした理由 - Togetterまとめ http://d.hatena.ne.jp/amam…

受験勉強を対戦ゲームにしたら超楽しかった

お家で勉強できる子 - 旧・teruyastarはかく語りき リンク先は、要約すれば「勉強をゲームだと思って攻略しろ」というものだった。こうしたライフハックで勉強をゲーミフィケーションして、それで学業が促進されるなら、それに越したことは無い。 ただ自分の…

あなたは10年後のあなたに何を届けますか

「現在のあなたは10年前のあなたの結果であり、 10年後のあなたは現在のあなたの結果である」 例えば、あなたが重度のアニメオタクだとする。放送される深夜アニメは全部見逃さないような、そういうアニメオタクだ。そんなあなたがもし、今夜からアニメの視…

精神科医という立場を離れてハックルベリー(id:aureliano)さんの質問に答えてみる。

※これは、こちらのおまけです。この部分は10/24ごろには削除する予定です。 「言及するということは、その言及対象に執着がある」という私の考え方からすれば、今回の岩崎夏海さんへの言及は、自分が岩崎さんに執着があったということの証明であり、このこと…

あるおたくの結婚について

※この文章は、このblogを4年以上前から知っている人以外にはお勧めできません。

目に見えにくい、子どもの“読書格差”

生涯所得を数千万円変える“本当の”情報格差/若者よ書を求め街へ出よ? - デマこい! リンク先は、子ども時代の蔵書数と情報格差についての記事で、面白かった。 「子ども時代の蔵書数」が生涯所得と相関するのかどうかは知らないけれど、脳が急成長している…

特定ジャンル内でのヒットが外部に伝わりにくい理由

細分化された集団で大ヒットしたものが外部に伝わらないのは何故か? - Togetterまとめ リンク先では、「細分化された集団(特定世代・特定趣味のような)でヒットしたコンテンツがなぜその外側に伝わらないのか」が議論されている。その前提として、「メディ…

歳を取っても、スポーツみたいに、ゲームを遊びたい

個人的なプレイヤー視点でゲームの話を書くよ。オチも脈絡も無い。 島国大和のド畜生 上記リンク先の文章に、色々考えさせられた。 そしてゲーム好きな人間の一人として、個人的なことを書きたくなる文章だと思った。 学生時代からこのかた、私はゲームとい…

“お金に困っている人は、えてしてお金がかかる”

精神保健福祉の分野では、精神科医はわりと脇役で、社会復帰や自立支援にかかわる職種(市役所の福祉課職員、保健師、精神保健福祉士、民生委員 など。ときには警察官や弁護士も)がメインとなって連携が成立している。そうした、他職種の人達とお金の問題をデ…

「アニメって生きている文化なんだなぁ」とふと思った

http://yaraon.blog109.fc2.com/blog-entry-1926.html 黒瀬陽平さんが藤津亮太さんのまどか評論を批判、そのつぶやきと2chの反応がやらおんにまとめられたことに始まった批評クラスタでの議論 - Togetter リンク先の文章を眺めていたら「ああ、アニメって生…