シロクマの屑籠

はてなダイアリーから引っ越してきた、はてな村の精神科医のブログです。

オタク趣味

涼宮ハルヒ、29歳。

涼宮ハルヒの憂鬱 ブルーレイ コンプリート BOX (初回限定生産) [Blu-ray]出版社/メーカー: 角川映画発売日: 2010/11/26メディア: Blu-ray購入: 30人 クリック: 881回この商品を含むブログ (118件) を見る 今年はアニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』が放送されて十周…

アニメやゲームがポピュラーになった社会に、イエスと言う

アニメやゲームが“市民権”を獲得して数年か十数年が経った。 “市民権”と言うとお怒りになる人もいるかもしれない。年配の人からはまだまだ嫌悪されているし、“市民権”などと言う割には政治的な問題意識が遅れている、と批判する人もいるだろう。しかし、そう…

親子で『ポケモンGO』を遊んでいるうちに、昆虫採集もやるようになった

今年の夏は、親子でポケモンと昆虫採集に飛び回った。 www.4gamer.net リンク先は『ポケモンGO』が広く愛されるようになった背景についてのインタビュー記事だが、ここに、すごく納得のいく一文が載っていた。ちょっと長いが抜粋・引用すると、 野村氏: 僕…

『君の名は。』を観たら『秒速5センチメートル』の呪いが解けた

【映画パンフレット】 君の名は。出版社/メーカー: 君の名はメディア: この商品を含むブログを見る秒速5センチメートル発売日: 2014/12/19メディア: Amazonビデオこの商品を含むブログを見る 『君の名は。』の作中には、「糸を繋げることも結び。人を繋げる…

子どもが惰性でゲームやるとか、ないわー

先日、Books&Appsさんに「惰性でゲームを遊ぶような姿は子どもにみせないし、子どもがダラダラ惰性でゲームやっていたら止める」みたいな記事を投稿しました。 そしたらtwitter側にたくさんのご批判が集まって、うわーマジかー、と思いました。 「惰性でゲー…

はぁ……ゲーム厄年だ。

任天堂の『テレビゲーム15』以来、ゲームを遊び続けてきた私は、今年、厄年を迎えた。ゲーマーにふさわしい厄年になったと思う。 1.まず年初めに『ダライアスバーストCS』が発売された。 darius.jp 生まれてこのかた、いちばんお金と時間を積み上げてきた…

シン・ゴジラを、「子どもに見て欲しい」と思った。

週末、シン・ゴジラをやっと見てきた。 「百聞は一見にしかず」とは言うけれども、本当に素晴らしい作品だった。何度も繰り返される会議も、自衛隊や米軍の勇戦も、ビルが崩れ街が燃えるさまも、すごく楽しめた。 私は特撮映画をそんなに見ていないけれども…

TV版『ガンダムUC』の「ブツ切れ感」が改善してきた

機動戦士ガンダムUC(ユニコーン) [Mobile Suit Gundam UC] 4 [Blu-ray]出版社/メーカー: バンダイビジュアル発売日: 2011/12/02メディア: Blu-ray購入: 25人 クリック: 687回この商品を含むブログ (71件) を見る 今年は、日曜日の朝7時からテレビ版『ガンダ…

都合の良い男性ホモソーシャルアニメ『ガールズアンドパンツァー』

ガールズ&パンツァー 劇場版 (特装限定版) [Blu-ray]出版社/メーカー: バンダイビジュアル発売日: 2016/05/27メディア: Blu-rayこの商品を含むブログ (25件) を見る 我が家も劇場版を購入して、みんなで視聴している。 最高だ! でも音はやっぱり寂しい。腹…

アニメは現実を侵食したりはしない。理想を、願望を、浸食する

「ウェイ」や「ウェーイ」を揶揄したり嫌悪したりしているくせに、アニメを見ている時には群れて騒ぐキャラクター達を喜んでみている人達は、知らぬ間に自分自身の思い描く理想のかたちが「ウェイ」「ウェーイ」に寄っていっている可能性を忘れてしまってい…

地元のオタクショップで『月姫』『東方』を手に入れていた頃

togetter.com リンク先は面白いが、解きほぐすとキリのない話だ。ライトノベルやエロゲ―の歴史的経緯に興味のある人は、読んでみても良いかもしれない。 それはそうとして、文中に「同人ゲームを秋葉原で買った/地方では入手が困難だった」というくだりがあ…

揺れるおっぱいがいっぱいで困る

去年の終わり頃から「女の子がたくさん出てくる深夜アニメ」を視聴したい気分が再燃していて、今季は『ハンドレッド』や『ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?』を酔っぱらいながら眺めている。 ハンドレッド 1 (初回生産限定盤)【イベント優先販売申込券…

オタクが歳を取らないなんて大嘘だった

かつて、オタクという趣味生活、とりわけ90年代以降にマスボリュームが大きくなった後のアニメ趣味やゲーム趣味については「いつまでも幼児性に留まっている」「終わりなき夏休みだ」などといった話があれこれ言われていた。けれども、今になってみればとん…

もし「日本一萌えに詳しい精神科医」が空位になったとしたら

2000年前後だっただろうか。斉藤環先生は「日本一萌えにくわしい精神科医」を名乗っておられた。それから十数年の時が流れ、twitter上に以下のようなメンションを見かけた。 「日本一萌えにくわしい精神科医」というのは単なるキャラ設定なので、大変まじめ…

『ガンダム 鉄血のオルフェンズ』と所属欲求

機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 1 (特装限定版) [Blu-ray]出版社/メーカー: バンダイビジュアル発売日: 2015/12/24メディア: Blu-rayこの商品を含むブログ (22件) を見る 『機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ』が佳境を迎え、いよいよ面白くなってき…

シューティングゲームは親から子へ受け継がれた

私はもう三十歳なのでシューターとしては既に老兵。もう上達する余地はあまり無いし、仕事や家庭に押されていつかプレイ出来なくなってしまうかもしれない。だけど、今こんなにシューティングを楽しめていること、良い作品と出会える事を心から嬉しく思う。…

異世界転生系コンテンツと21世紀の「浄土信仰」

サブカルチャーの作品それぞれを楽しむのもいいが、シーンごとに盛り上がって来る「流行り廃り」と、社会心理学的な欲求ニーズを絵合わせをするのも趣深い。00年代の頃は、そうやって“セカイ系”だの「いつまでも終わらない夏休み」だのを話し合った。 『小説…

「キモオタ」の誕生について

オタクについて調べものをしている時に、「キモオタ」という単語のgoogleトレンドが目に留まった。 Google トレンド オタクがライト化・庶民化していった時期に使われはじめ、順調に定着している傾向がうかがわれる*1。芸能人までもが「実は僕もオタクで……」…

シュヴァルツェスマーケンがアニメ化される喜び&少しこんがらがっている事

今季の冬アニメは、「苦手なピーマン」的なアニメを避けて好みな作品だけ選んでみた。すると、オシャレアニメ臭のほとんどしないオタクらしいラインナップになって、なんだかホッとした。 今期のアニメで楽しみにしている作品の筆頭が『シュヴァルツェスマー…

「がんばる」しかないんだよね、惣流アスカラングレーさん

orangestar.hatenadiary.jp リンク先を眺めていると、つい、現実との戦いを強いられる人達、とりわけ“不遇”と言われそうな人達に思いを馳せたくなります。 でも、これって小島アジコさんの卓抜した表現力がそう感じさせるのであって、嘆いている暇があったら…

エセオタクって言葉、好きになれないなぁ

若者の間に「エセオタク」が激増しているワケ | さとり世代は日本を救うか? | 東洋経済オンライン | 新世代リーダーのためのビジネスサイト エセオタク、ねぇ……。 博報堂の原田曜平さんの耳目を騒がせるぐらいには、エセっぽい自称オタクが増えているのか……と…

エロがお粗末だった「泣きゲー」と、私

以下のリンク先では、タイトルどおりの論説が展開されている。 アニメ業界体験録 -エロの言い訳だった泣きゲーだけど、結局の所「泣ける」より「抜ける」が目的だろ?- - サブカル 語る。 はぁ、そんなものですかね? リンク先を私なりに要約すると、【ア…

「ゲーム“なんか”やってる場合じゃない」

私は面白そうなブログを見つけたら過去ログを追いかける。そのブロガーがどういう人物なのか、手触りを確認するのが好きだからだ。「個々の記事より、個々のブロガーを読んだほうが面白い」。 で、こちらのブログは年に何度かまとめ読みしていて、その世代感…

「人をバンバン殺すガンダム主人公」――『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』

HG 機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ ガンダムバルバトス 1/144スケール 色分け済みプラモデル出版社/メーカー: バンダイ発売日: 2015/10/03メディア: おもちゃ&ホビーこの商品を含むブログ (13件) を見る 新しいガンダムが面白い……というより興味深い…

えー?でも私は『艦これ』をめっちゃ楽しんでますよ?

全員を不幸にさせ続ける「艦これ」の「難しさ」 - 深海の底から リンク先の記事、だいたい良いことが書いてあって面白いんですけどねぇ。 イライライライラと。 緩やかなソーシャルは今や鉄火場だ。 この地獄を作り上げたのは、運営に他ならない。 お見事。…

十年越しのエロゲ『Fate/staynight』

私は「忙しくなってくると掃除したくなる問題」とはあまり縁のないほうだと思っていたけれど、お盆ゆえ、つい現実逃避したくなって掃除を始めてしまった。 今回「掃除」のターゲットになったのは2006年頃に買ったノートPCだ。『シビライゼーション4』を遊べ…

漫画を視ているのか、『漫画家・小島アジコさん』を視ているのか

ちょっとした相談//夏コミ同人誌について - orangestarの雑記 なんか天から巡り合わせがやってきた気がするので、小島アジコさんとその漫画について自分が日頃感じていることをベラベラ書いてみようと思う。 私は、小島アジコさんという作者と、そのアウトプ…

ファミコン版ウィザードリィの素晴らしさと、あの時代の位置づけを思い出す

Sandstorm:ウィザードリィの「評価」を、改めて考える - livedoor Blog(ブログ) リンク先の記事を読み、PC-9801版『Wizardry』との出会いと、ファミコン版『ウィザードリィ』に熱狂していった記憶を思い出した。いてもたってもいられないので、当時のファ…

一揃いの平凡ゲー・クソゲーの価値

不倒城さんのところで、とても面白そうなファミコンゲームの記事を見かけた。 今まで一度も「ファミコン」を遊んだことがない人に、今だからこそ薦める10作: 不倒城 なんとも素晴らしいラインナップだ!ゲームとしての純粋な面白さとゲームの歴史的文脈を踏…

朝のゲーセン。

私は朝のゲーセンが好きだ。 誰もいない店内は、プラスチックや電子機器の匂いに満ちている。昼間や夕方のゲーセンには煙草の匂いが漂っていて、なにより人間の匂いがひどい。ところが朝のゲーセンはそうした世俗の垢が抜け落ち、どこか超然としている。誰の…